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日米TAG(物品貿易協定)交渉など信じるな!〈前編〉

合意されたのはFTAだ!

■「平貧」こそ平成の真相だ

 

「〈平貧〉の時代」というタイトルは、私の新著『平和主義は貧困への道 または対米従属の爽快な末路』に由来します。「平和(主義)」と「貧困」の頭文字をつないだものですが、これは「平成」の反対概念でもあります。

 平成という元号には、「平和で成功する時代であってほしい」という願いがこめられたのでしょう。しかし残念ながら、そうはなりませんでした。とりあえず平和でこそあったものの、「改革」のかけ声のもと、社会の基盤が崩れてゆき、多くの国民が貧しくなってしまったのです。

 まさに、「平成」ならぬ「平貧」の時代。本コラムでは、このような視点に基づき、内外のさまざまな出来事を読み解いてゆきます。

“だけど、日本は大丈夫!”

 ──ということにしておこうではありませんか。

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佐藤 健志

1966年東京都生まれ。評論家・作家。東京大学教養学部卒。1989年、戯曲「ブロークン・ジャパニーズ」で文化庁舞台芸術創作奨励特別賞受賞。

主著に『右の売国、左の亡国』『戦後脱却で、日本は「右傾化」して属国化する』『僕たちは戦後史を知らない』『夢見られた近代』『バラバラ殺人の文明論』『震災ゴジラ! 』『本格保守宣言』『チングー・韓国の友人』など。

共著に『国家のツジツマ』『対論「炎上」日本のメカニズム』、訳書に『〈新訳〉フランス革命の省察』、『コモン・センス完全版』がある。

ラジオのコメンテーターはじめ、各種メディアでも活躍。2009年~2011年の「Soundtrax INTERZONE」(インターFM)では、構成・選曲・DJの三役を務めた。


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  • 佐藤 健志
  • 2018.09.15