イチロー「50歳までやりたい」の言葉に山本昌が返した言葉「できるよ」、その真意。 | BEST TiMESコラム

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イチロー「50歳までやりたい」の言葉に山本昌が返した言葉「できるよ」、その真意。

プロ野球界のレジェンドが見た、メジャーのレジェンド

Q.イチロー選手はまだまだプレーできますか?

 

 私が去年、現役引退を決断した時に、イチロー選手と電話で話しました。すると、彼は「50まで頑張りたいんですよ」と言っていました。その言葉を聞いて、私は迷わず「できるよ」とエールを贈りました。

 50歳までプレーできた私の経験から察して、イチロー選手も「野球を続けられることが一番幸せなことなんだ」ということを理解しているのではないでしょうか。やはり、これだけ素晴らしいスポーツに出会えたわけですから、最後の最後までやり通したい。それが、彼にとって「50歳までプレーする」という目標につながっているんだと思います。もちろん、そこまでできるだけの自信がなければ言わないでしょうしね。

 私とイチロー選手の接点はそこまで多くはありませんが、プロ野球選手としての一番の共通点を挙げれば、初動負荷のトレーニングを続けていることではないでしょうか。彼もオリックスの若手時代はワールドウィングに通っていました。今はアメリカが拠点なので、自分でそのトレーニングマシンを購入して続けています。43歳までメジャーリーグでプレーできている大きな要因ではないでしょうか。

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山本 昌

やまもと まさ

1965年8月11日、東京都生まれ。神奈川・日大藤沢高から83年秋のドラフト5位で中日ドラゴンズに入団。プロ5年目、88年の米国への野球留学をきっかけに飛躍し、同年8月プロ初勝利。以後はスクリューボールを武器に活躍する。93年に最多勝利、最優秀防御率のタイトルを獲得すると、翌94年には連続最多勝利と沢村賞に輝く。97年にも最多勝利。2006年9月16日対阪神戦でプロ野球史上最年長の41歳1カ月でノーヒットノーラン、08年8月4日の巨人戦で史上24人目となる通算200勝を樹立。通算581試合に登板し219勝165敗。


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