【山本昌の体を支え続けた理論。イチロー、岩瀬仁紀らも師事する初動負荷とは?】 | BEST TiMESコラム

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山本昌の体を支え続けた理論。イチロー、岩瀬仁紀らも師事する初動負荷とは?

現役32年という偉業を支えたトレーニングの秘密!

Q.「初動負荷理論」とはどのようなトレーニングですか?

 

「初動負荷理論」とは、私の野球人生における恩人のひとりである小山裕史先生が創案した理論です。

 具体的にどのようなトレーニングか? そう聞かれると、正直、言葉で論理的に説明するのはとても難しいです。簡単に説明すると、関節などの可動域を広げることに大きな役割を果たします。

 肩こりなど、年齢とともに体のどこかが痛くなる理由のひとつとして、体が次第に硬くなることが挙げられます。人は年齢とともに筋肉が発達していきますが、30代、40代と歳を重ねるごとに、あまり動かさない筋肉が硬くなり熱を持つ。それが痛みへとつながっていくのだと思います。「体が硬くなる→固くなった箇所が熱を持つ→痛くなる」。大きく順序立てすると、このような流れではないでしょうか。

 裏を返せば、体が硬くなることを防ぐことで、痛みを防止できるというわけです。肩の可動域を広げ、股関節や腰回りを常に柔らかくしておく。そうすれば、40代、50代になって体のどこかに痛みを抱えず、元気な肉体を維持できるはずです。

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山本 昌

やまもと まさ

1965年8月11日、東京都生まれ。神奈川・日大藤沢高から83年秋のドラフト5位で中日ドラゴンズに入団。プロ5年目、88年の米国への野球留学をきっかけに飛躍し、同年8月プロ初勝利。以後はスクリューボールを武器に活躍する。93年に最多勝利、最優秀防御率のタイトルを獲得すると、翌94年には連続最多勝利と沢村賞に輝く。97年にも最多勝利。2006年9月16日対阪神戦でプロ野球史上最年長の41歳1カ月でノーヒットノーラン、08年8月4日の巨人戦で史上24人目となる通算200勝を樹立。通算581試合に登板し219勝165敗。


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