【習慣3】入浴

入浴する時間は寝る前が効果的
ストレッチはお風呂上がりに

 患者さんが行なうセルフケアのなかでも入浴は人気です。湯船に浸かって体を癒すひとときは、気持ちがリラックスするだけでなく、体を温めることで血液循環を促進させ、冷えや疲れを緩和する効果もあります。また、お風呂上がりにストレッチやマッサージをすれば、筋肉が伸びやすく、血液の流れもよくなって代謝もアップするなど相乗効果で効き目もアップします。
 さらに、食べたものを消化・分解する酵素や免疫細胞などは働きやすい温度が決まっており、体温が1度下がるだけでも酵素や免疫細胞の働きは弱まります。体を温めることはリラックス効果だけでなく、消化器系・免疫系と様々なところに影響を与えるため、大切なことです。

入浴は寝る前に
ぬるま湯に

 なお、入浴する時間は寝る前が効果的で、お風呂から上がってしばらく経つと副交感神経が優位になり、眠りやすくなります。お湯の温度は
40度程度のぬるめの湯の方が副交感神経の働きを高めて、体を回復させてくれるのでおすすめです。しかし、いくら入浴が体にいいとしても、長湯は逆効果。のぼせるぐらいの長湯は交感神経に切り替わって意識が覚醒してしまい、今から休もうとする体に無理が生じてしまいますから注意してください。
 一方、入浴ができない場合は、カイロを使うことをおすすめします。カイロは、血管が比較的表面にあり、体温調整に影響しやすい肩甲骨の間、下腹部(おへその下)、仙骨部(骨盤の上)、内ももなどに貼ると効果的です。ただし、下腹部と内ももは皮膚が弱いため、低温やけどにならないように注意しましょう。

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