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エディー氏「メールより言葉を交わしなさい」

Q6. 日本人、日本文化をよく知るジョーンズHCから、日本のビジネスマンへの提言は何かあるでしょうか?

連載「学考」、今回登場するのはラグビーイングランド代表ヘッドコーチ(元日本代表ヘッドコーチ)、エディー・ジョーンズさん。日本社会にも通じる氏に、われわれ一般ビジネスマンへのヒントを聞いた。 〈Q6日本人、日本文化をよく知るジョーンズHCから、日本のビジネスマンへの提言は何かあるでしょうか?〉

ハードワークせよ。「負けてハッピー」でないのならば…

 

――ジョーンズHCはハードワーカーで知られています。休みなく働いているように見えるのですが、コーチに休養は必要ないですか。

ジョーンズ 私はコーチをすることが大好きなんです。働くのが好きなので休みは少なくていいんです。もちろん、人それぞれで休んだ方がいい場合もあるでしょう。

――2013年に、ご病気をされた後は健康に気を遣うようになりましたか?

ジョーンズ 前よりそうですね(苦笑)。睡眠も多く取るようにしていますし、健康に心がけて、食事もヘルシーにしようとしています。お酒の量も減らしました。でも大切なのはその人に合った生活をすることです。私は毎日7時間寝れば十分ですが、10時間必要な人もいるでしょうし、5時間の人もいるでしょう。仕事と休息のバランスが取れていることが重要です。

 ――日本社会では、現在「働き方改革」という話が盛んに言われていますが、結果を出すためには、やはりハードワークは欠かせないでしょうか?

ジョーンズ 目標達成のためには100パーセントやることが必要です。成功したかったらハードワークしなければなりません。努力し続けなければなりません。プロジェクトをゴールへ導くためにはハードワークは必要です。我々も勝ちたいと思ったらそうしないとならいないのです。負けてハッピーと思うのであれば別に構わないのでしょう。それは自分次第ですよ。

 
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エディー・ジョーンズ


 



1960年、オーストラリア、タスマニア州バーニー生まれ。オーストラリア人の父と、日系アメリカ人の母の間に生まれる。1990年代初頭まで、当時オーストラリアの最有力州チームだったニューサウスウェールズ州の代表として活躍、その後引退し、コーチに転身する。2003年、オーストラリアの代表監督としてW杯準優勝、2007年、南アフリカのテクニカルアドバイザーとしてW杯優勝。2009年、サントリーのゼネラルマネージャーに就任。2010年度より監督も兼任し、日本選手権優勝。2012年、日本代表ヘッドコーチに就任。2015年のW杯では、世界的な強豪南アフリカ代表に歴史的な勝利をして、ラグビーファンだけでなく日本中の注目を集めた。現イングランドの代表監督。イングランド代表に就任してからチームは連勝街道を走り、今年2月のシックスネーションズが始まるまでは23戦22勝。今年のシックスネーションズは、3敗を喫したがまだチームは成長過程。2019年、日本で開催されるラグビーW杯での優勝を見据える。


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