【エディー氏 打倒オールブラックスに自信】 | BEST T!MESコラム

BEST TiMES(ベストタイムズ) | KKベストセラーズ

エディー氏 打倒オールブラックスに自信

Q5ジョーンズHCが現在、率いているイングランドは2019年のラグビーW杯で優勝できますか。

連載「学考」、今回登場するのはラグビーイングランド代表ヘッドコーチ(元日本代表ヘッドコーチ)、エディー・ジョーンズさん。イングランド代表は絶好調。エディー体制になってからの勝率は95%を超え、世界ランキング2位まで上昇。残る敵は、頂点に君臨するニュージーランド・オールブラックスだけだ。〈Q5ジョーンズHCが現在、率いているイングランドは2019年のラグビーW杯で優勝できますか?〉

「100パーセントW杯で優勝する」

――ラグビーW杯前年のイングランドの現状はどうでしょうか。

 

ジョーンズ イングランドは選手が豊富なので心配していません。No8にけが人が多く出ましたが、若いタレントのある選手がいるので心配していません。2~3月にかけて行われるシックスネーションズは毎試合ベストな選手を選ぶつもりですが、若い選手にもチャンスを与えます。昨年の11月は主力選手を休ませました。イングランドは8月にシーズンが始まり5月に終わります。しかし昨年は6週間ブリティッシュ&アイリッシュライオンズ※(注:4年ごとに結成される、イングランド・スコットランド・ウェールズ・アイルランドの代表選手による特別チーム)のニュージーランドツアーがあったので、選手をフレッシュな状態にしておきたかったのです。

 

――日本で2019年、ラグビーW杯が行われることは「エディー・イングランド」にとって有利になるのではないでしょうか?

ジョーンズ 試合会場を視察しましたが、日本はラグビーが盛んな国ではないので問題はいくつもありますが、みなさん一生懸命やってくれています。よくオーガナイズされていて感激しました。大会は成功するでしょう。日本で開催することは私にとっては幾分メリットがあるでしょうが、選手にとってはアドバンテージとは言えません。サポーターもそうですし、気候など普段とは違う環境でのラグビーに適応する必要があります。ただ日本のファンはオールブラックス(ニュージーランド)もイングランドもサポートしてくれるでしょう。

――2019年ラグビーW杯で優勝する自信はありますか。

ジョーンズ 100パーセントW杯で優勝する自信はあります。そのために(世界1位の)オールブラックスを倒す必要があると思いますが、素早くプレーしてアンストラクチャー(崩れた状態)にしようとするので、それに対応しないといけません。いずれにせよウェブ・エリスカップ(優勝カップ)を掲げるイメージはすでにできています。

明日の質問は…〈Q6. 日本人、日本文化をよく知るジョーンズHCから、日本のビジネスマンへの提言は何かあるでしょうか?〉です。

KEYWORDS:

オススメ記事

エディー・ジョーンズ


 



1960年、オーストラリア、タスマニア州バーニー生まれ。オーストラリア人の父と、日系アメリカ人の母の間に生まれる。1990年代初頭まで、当時オーストラリアの最有力州チームだったニューサウスウェールズ州の代表として活躍、その後引退し、コーチに転身する。2003年、オーストラリアの代表監督としてW杯準優勝、2007年、南アフリカのテクニカルアドバイザーとしてW杯優勝。2009年、サントリーのゼネラルマネージャーに就任。2010年度より監督も兼任し、日本選手権優勝。2012年、日本代表ヘッドコーチに就任。2015年のW杯では、世界的な強豪南アフリカ代表に歴史的な勝利をして、ラグビーファンだけでなく日本中の注目を集めた。現イングランドの代表監督。イングランド代表に就任してからチームは連勝街道を走り、今年2月のシックスネーションズが始まるまでは23戦22勝。今年のシックスネーションズは、3敗を喫したがまだチームは成長過程。2019年、日本で開催されるラグビーW杯での優勝を見据える。


この著者の記事一覧