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シミ治療|【夏の肌ケア】気になる“シミ・そばかす”の知識・対策・根本治療

だんだんキレイになっていく“美の処方箋”② シミ編

シミ


 新型コロナウイルス感染症対策として広がったマスクの着用による肌トラブルが顕在化している。今回は、これまで多くの女性に寄り添い「キレイ」のサポートをしてきた「フェミークリニック」の総院長・北山英美子先生(以下「北山先生」と記載)に、「シミ治療とマスクの関係」について話を聞いた。


■マスクで隠しながらシミ治療をする人が増えている

 マスクの長時間着用は肌の状態を悪化させる原因の一つである(※前回記事参照)。しかし「マスクで顔を隠せること」がきっかけとなり、美容クリニックでは「シミ治療」の相談が増えているのだとか。

「シミを除去するレーザー治療後は、患部の保護と紫外線対策のために1~2週間ほどテープを貼ります。このテープがあることで治療に踏み出せなかった人が多かったのですが、今はマスクで自然に肌を隠せるので、周囲にバレずに治療することが可能になります。実際、マスク着用が本格化した3月以降はシミ治療のために来院される方が男女ともに増えました」(北山先生※以下「」内はすべて同じ)

 たしかにコロナ禍以前では、施術箇所にテープを貼りながら、周囲にバレずに日常生活を送ることは難しかった。しかし、マスクで顔を隠せる今はその心配が少なく、治療するには良いタイミングと言えるかもしれない。

「そもそも『シミ』は症状ごとに分けられ、それぞれ治療法が異なります。例えば、そばかすもシミの一つ。悩んでいるシミはどの種類に分類されるのか。その原因や治療法は何なのか。そして、どのような対策をするべきなのか…。この見極めが非常に大切で、誤った判断で治療を行うと悪化してしまうこともあります。治療して治ったらOKではなく、そこを知ることも重要だと思います」

【その“シミ”は何?】
■老人性色素斑
・一般的な顔中どこにでもできる円形・茶褐色のシミ
・30代以降の方に多く現れる
<原因>
主な原因は紫外線

■そばかす(雀卵斑)
・目の下から頬骨にかけてできる直径1~4mmの丸い小さなシミ
・季節によって色が変化するという特徴を持つ
<原因>
遺伝との関連性が高いといわれ、加齢とともに色が薄くなる

■肝班(かんぱん)
・頬骨のあたりを中心にもやもやと左右対称に生じる
・ 30~40代に多く、60歳以降に発症することはほとんどない 
<原因>
主に女性ホルモンの影響が大きいと言われている

 

 上記のようにシミの種類はいくつかあり、原因や治療法も異なる。しかし、最近では「シミに効く」と言われている商品もよく見かけるのだが、その効果はどうなのだろう。

「シミをスキンケア商品だけで完治させることは難しいです。その間に、症状が悪化してしまったら治療にかかる時間もコストも増えてしまいます。すでに出来てしまったシミは美容クリニックで根本治療をし、今後は新たなシミを作らないように、原因を理解して正しい対策をするという考え方を持っていただくのが理想です」

「既存のシミ」については、自己判断はせずに専門家に相談すべき。手軽で耳障りの良いキャッチコピーのついた商品に心が揺れる気持ちもわかるが…やはり、そんなに美味い話はなさそうだ。

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北山 英美子

きたやまえみこ

「フェミークリニック」総院長兼新宿院院長

■平成11年3月 東邦大学医学部卒業
■平成11年5月 東邦大学形成外科 入局
■平成11年5月 日本形成外科学会 所属
■平成15年5月 日本美容外科学会 所属
■平成15年5月 渋谷フェミークリニック 院長就任
■平成16年11月 日本皮膚科学会 所属
■平成18年2月 フェミークリニック 総院長就任
■令和元年8月 新宿フェミークリニック 院長兼任 

現在に至る。

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