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【天皇賞(春)】京都のコース適正&“モズ”馬主の勢いに乗れ!

大外枠のフィエールマン、前走大幅出遅れのキセキに黄信号!


今回の重賞予想は5月3日(日)に行われる【天皇賞(春) 京都 芝3200m】を取り上げる。征木由基人氏の結論ははたして……?


■今年のフェブラリーS・高松宮記念を制覇しているモズ軍団に注目!

厩舎、騎手の分析を中心としたバランス予想で、定職には就かずに馬券だけで生活している生粋のギャンブラー・征木由基人氏に、【 天皇賞(春)】的中に向けてのヒントをもらった。


今週はいよいよ天皇賞(春)。昨年は元号が変わる直前のレースだったため、令和になって初めての春天となる。

そんなお祭りになる予定が…毎週同じことの繰り返しで申し訳ないが、コロナ騒動によって寂しい空気に包まれるのは間違いないだろう。そして今年は例年にも増してメンバーが小粒。

人気が予想されるユーキャンスマイルだが、GⅠでは菊花賞3着が最高。一昨年にレインボーフラッグが勝利したものの、阪神大賞典の勝ち馬は天皇賞(春)とは相性が悪く、連勝した馬は数えるほどしかいない。

そして次に人気になるであろうキセキは、前走のレースを見る限り不安しかないというのが正直なところだろうか。もともと今年の阪神大賞典は、2年半勝ち星のないキセキに対する“接待レース”だった。ハッキリ言ってGⅡとは名ばかりの低レベルなメンバー。実際2着のトーセンカンビーナは準OPを勝ったばかりの馬。普通に回って来れさえすれば、勝てるようなレースだったが、“普通”に回ってこなかったことが敗因(大出遅れ)。

阪神大賞典を普通に回らなかったことで真っ先に頭に思い浮かぶのがオルフェーヴル(レース途中に逸走。奇跡的にレースに戻ってきて2着)。そのオルフェーヴルも、そのあとの天皇賞(春)では完全に闘志を失い大敗してしまった。キセキもスタートに気をつけるがあまり、周囲の人間のピリピリした空気が馬に伝わってしまい、本来の走りができない可能性がある。

スタート五分なら当然好勝負と思っている人も多いかと思うが、スタートを出ても今回は油断禁物。厩舎の人間ではなく、ファンの気の緩みをレース中にキセキが感じれば、直線の伸びはいつものようにはいかないだろう。無観客競馬でそんなファンの意識は、馬に伝わりにくい環境ではあるが、単勝8倍を切るようだと積極的に買う気にはならない。

ここまで読んだ人は、なんだフィエールマンかと思うはずだ。しかし、JRAは大外枠という試練を与えた。昨年は前に行った馬たちのレベルが相当低く、途中から出入りが激しくなり普通の3200mのレースとなってしまった。ゆえに直線の叩き合いは馬場の中央部分で行われていたが、それまでの数年間は馬場の内側で決着している。

今年の逃げ馬は…もちろんキタサンブラックのレベルには程遠いが、昨年のヴォ―チェよりは明らかに力が上(ダンビュライトは先行すると予想している)。それならば決着は馬場の内側でつくと考えており、フィエールマンにとって厳しい枠に入ったのは間違いないだろう。

そこで注目はモズベッロ。フェブラリーSをモズアスコットが、高松宮記念をモズスーパーフレアが勝っており、とにかく馬主の勢いが今年はすごい。その後のGⅠ3戦で、その勢いが世間から忘れ去られようとしているが、1枠1番をゲットしたことから、風が止まっていないことは明白。モズベッロ自身も日経新春杯のように道中最内にいて、直線だけ少し外に持ち出す京都の勝ちパターンを持っている。4歳馬というのもデータ的にも良い条件だ。


<『競馬最強の法則』編集部による“最強”予想
◎ ①モズベッロ
〇 ⑦ユーキャンスマイル
▲ ④ダンビュライト
△ ②エタリオウ
△ ⑧キセキ
△ ⑭フィエールマン

【3連単マルチ】
① ⇒ ② ④ ⑦ ⑧ ⑭

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征木 由基人

まさき ゆきと

小さい頃から競馬場が動物園代わりで毎週のように父へ連れられて東京競馬場へ。まだ30代だが90年代の競馬にインスパイアされており、厩舎&騎手の勝負パターンに精通している馬券師。JRAだけでなく地方競馬にも精通している根っからの競馬好き。データだけではなく人間の思惑などを取り入れた予想手法はAI系全盛時代の予想術に一石を投じることになるだろう。netkeibaでも馬券予想家として活躍中。  

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