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「ナイジェリアは足もとの技術もある」
遠藤航が語るリオでの戦い方、現在位置

開幕間近。遠藤航が語る、対戦国の特徴と、日本代表のストロングポイント

4日の初戦まであと2日。遠藤航が語る、U-23代表のストロングポイント。

■端的に「頑張れる」チームを目指す

 オリンピックという大舞台がもう、すぐ目の前までやってきました。

 自分の胸にメダルを提げて日本に帰ってくること、それを何度も何度も想像してきました。覚悟を持った僕たちのプレーをぜひ見てもらいたいと思っています。

 僕たちのプレー。

 それを一言で言えば「隙なく、ハードワークをする」ことです。サッカーのスタイルとしては、これまでの日本代表のイメージとは違うかもしれません。日本らしさと言われる俊敏性を生かし、パスワークで崩していく攻撃的なスタイルを標榜する――サッカー選手としては憧れるスタイルがこれまで日本代表が目指してきたものでしたが、僕らオリンピック代表チームのサッカーは、より守備的です。

 失点をしないことにベースを置き、全員がハードワークをする。そして相手の隙を見つけて一気に攻撃に転じる。想像しやすいのは、南アフリカワールドカップで岡田武史監督率いる日本代表が執ったスタイルかもしれません。

 少し地味に映るでしょうが、それだけピッチ上で「シンプルに頑張れる」選手が多いことがこのチームの特長であり、最大のストロングポイントだと思っているので、そういう姿を見てもらえたら嬉しいです。

 事実、今回のメンバーにはそのハードワークを体現できる選手がたくさんいます。例えば、サイドバックの室屋成(むろやせい)。シンプルに1対1に強く、相手に負けないという気持ちが溢れている選手です。室屋は明治大学サッカー部に在学しながら、特別指定選手としてFC東京でプレー。そして今年に入ってサッカー部を退部してプロ契約をしました。

 これは皆さんもよくご存じの(長友)佑都くんと同じ道を歩んでいるのですが、経歴だけでなく、熱いプレーをするところ、頼もしい存在であるところも一緒です。

 ほかには南野(拓実)もそうです。攻撃的なセンスが抜群でA代表にも選出されるほどのスキルを持っている彼ですが、守備の意識が高い。セレッソ大阪からザルツブルグに移籍し、海外の一流選手と日々対峙するなかでその意識はものすごく高まっているように見えます。攻撃の中心でもある彼が、攻守の切り替えをハードに行う姿は、僕らのストロングポイントを象徴しているように思います。

 当然僕も、この「隙なく、ハードワークをする」スタイルの中心でなければいけません。チーム一体となったハードワークをぜひ見てもらえればと思います。

 
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遠藤 航

えんどう わたる

浦和レッズ

1993年2月9日生まれ。神奈川県横浜市出身。

2008年に湘南ベルマーレユースへ加入すると、2010年には2種登録選手としてJ1で6試合に出場し1得点。翌年に、正式にトップチームへ昇格、主にセンターバックとして活躍する。各年代の日本代表にも招集され、リオ五輪を目指すU-23代表では主将を務め、リオ五輪代表出場権を勝ち取った。2016年シーズンより浦和レッズに移籍。



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