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浦和・遠藤航のモチベーター。「レッズの兄貴」を語る

移籍してから約半年。すっかりチームに溶け込んでいるように見える遠藤の心の支えは……

ファーストステージも折り返しを過ぎ、対戦相手が口々に「強い」と話す浦和レッズ。今年から加入し、チームに安定をもたらす遠藤航の存在は誰もが認めるところだ。そのパワーの源はどこにあるのか。遠藤航・独占連載――BEST T!MES「世界への大航海」第四回で綴った、チームの魅力。
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Photographer/奥田耕平

レッズの兄貴というお題をいただいて……

「レッズにすっかり慣れましたね」
 先日、取材を受けている方にそう言われました。
 意識をしていたわけではなかったですが、確かに、チームメイトとは仲良くできているし、調子が上がってきて、これから取り組むべきことも明確になっている。充実した日々を送れています。

 それは今年僕と同じタイミングで加入した(駒井)善成なんかが馴染んでいるのを見ても同じだと思うのですが、浦和レッズというしっかりとしたチーム体制がそうさせてくれているように思います。

 ということで、今回は僕なりに感じたレッズというチームの魅力について書いてみます。
 実は、今回の連載、「レッズの兄貴」というお題を編集部からいただいていました。みんなすごくいい選手で、いい人ばかりなので悩んだんですけど……パッと浮かんだのは(柏木)陽介くん。

 レッズでのプレーは7年目を迎え、中心選手であり、日本代表でも活躍する陽介くんはすごく気を遣って、声を掛けてくれます。もともとマネジメント会社が同じであることも手伝って、僕が湘南にいた頃から、日本代表などで一緒になると会話をすることが多く、本当にいろいろな話をさせてもらいました。

 レッズでチームメイトになったいまでは、食事に誘ってもらい、特にサッカーについて意見交換をさせてもらっています。
 ごく私的なことで申し訳ないんですけど、陽介くんと食事に行くともの凄くモチベーションが上がります。なぜかというと陽介くん、めちゃくちゃ僕を褒めてくれる(笑)。
 ポジション的なこともあり、試合では阿部さんと陽介くんと僕が後ろでボールを動かしていくということが多いのですが、
「航のように簡単にボールを預けてくれるのはいいよね」
とか
「守備における安心感があるよ、90分きちんと集中できる航はすごいな」
とか……まあ、本当にすごく褒めてくれるんです(笑)。

 
次のページ陽介くんはピッチ外でも視野が……

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遠藤 航

えんどう わたる

浦和レッズ

1993年2月9日生まれ。神奈川県横浜市出身。

2008年に湘南ベルマーレユースへ加入すると、2010年には2種登録選手としてJ1で6試合に出場し1得点。翌年に、正式にトップチームへ昇格、主にセンターバックとして活躍する。各年代の日本代表にも招集され、リオ五輪を目指すU-23代表では主将を務め、リオ五輪代表出場権を勝ち取った。2016年シーズンより浦和レッズに移籍。



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