トレエン斎藤とヒロシ。「営業マン」時代になめた苦渋
一発屋芸人ふたりの意外な共通点。
BEST T!MESの連載「30問30答」で話を聞いた、トレエン斎藤とヒロシ。「斎藤さんだぞ!」「ヒロシです…」で一世を風靡。芸人として、“一発”を打ち上げたふたりだが、意外な共通点がある。それは社会人時代に「営業マン」を経験していたこと。
■1日300件売り込み電話をさせられたトレエン斎藤
まずは斎藤さんから。社会人になった当初は求人広告の営業をしていたという。肉食系で、女性に対してグイグイいくことで知られるが、仕事ではまだメンタルの強さを出せていなかったようだ。
「僕は楽天の前にいた会社では、求人広告の飛び込み営業をやっていたんですけど、そこでは本当に契約がとれなくて…。担当エリアが大田区だったんですけど、ちっちゃい個人商店とか工場とかが多かったんです。やっぱりそういう所では、広告費出してもらうのも大変で、厳しかったですね。当時、僕は1回断られたらシュンとしてあきらめちゃうタイプで、ダメダメでした」〈『「営業は基礎であり究極の仕事」トレエン斎藤がすべての働き人に送るメッセージ』より〉
そしてここからがすごい。楽天時代の話である。
「僕は楽天時代、車関係の部署にいたんですが、上司からカーセンサー(中古車情報誌)を渡されて1日300件ぐらい営業の電話をさせられてました。「うちに広告を出しませんか」って片っ端から売り込んでいくんですけど、体力的にも精神的にもめちゃめちゃしんどかったですね」〈『「1日300件電話をかけさせられ…」過酷な営業マン時代にトレエン斎藤が学んだこと』より〉
鬼上司に課されたのは電話300本ノック。過酷すぎる…。
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