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上原浩治に聞く Q.7 なぜ自ら情報発信をし続けるのでしょうか?

ツイッターやフェイスブック、ブログと自らファンに向け情報を発信してきた、そのワケ

メディアにきちんと対応する理由

――前回、マスコミに対して「人間不信」に陥った、とおっしゃられましたが、それは上原さんご自身がブログやSNSを使って自ら情報を発信し続けていることと関係しているのでしょうか。

ブログを始めたのはアメリカに行ってからというもの、メディアはほかの先発ピッチャーのところばかり行って、追いかけてきてくれないのがきっかけですね。来てくれないから(笑)、自分で僕を応援してくれている日本のファンの方に情報発信をしようと。

――す、すみません……。

はははは(笑)。

でも仕方ないといえば仕方ないですよね。そのときの旬の人を追いかけないといけないのはよく分かりますから。

でも、こういうところからも「反骨心」は生まれてきています。「先発ピッチャーばかり報道されているな。負けてたまるか」というようなね。

僕もそうですが、ストッパーやセットアッパーといった役割を担っているピッチャーたちは「抑えて当たりまえ」と思われているから、メディアの人が来るのって「負けたとき」や「打たれたとき」だったり、アメリカで注目され始めてから、ということが少なくないんです。でも、負けたときに話をしたい人なんていないでしょ? それでアメリカで注目されたときだけ来られても……ってつい思ってしまうこともある。

それで、メディアの人が来ていないときにどうやって情報を発信しようかと考えて始めたわけです。

――ただ負けたときなどもしっかり取材にもご対応されています。

いや、今日は無理ってときもありましたよ。でも、気持ちのうえでは打たれた試合であっても絶対に受けようと思っています。確かに、ブログやツイッターなどでいろいろと思うことを綴っていますけど、だからと言ってみんながそれを見ているわけではないですから。ブログやツイッターを見られない、僕を応援している人たちのためにもそれは必ず対応しようと思っています。

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上原 浩治

うえはら こうじ

1975年4月3日生まれ。東海大仰星高校時代は、外野手兼控え投手。1年の浪人後、大阪体育大学に入学し、当時敵なしといわれたキューバ打線を封じ込めるなど投手として注目を集める。1998年にドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。1年目から20勝4敗の好成績を残し、新人王と沢村賞をはじめ最多勝・最優秀防御率・最多奪三振・最高勝率などタイトルを総なめにする。以降、怪我などもありながらジャイアンツのエースとして活躍。2009年に海外FA権を行使しボルチモア・オリオールズに入団。さまざまなポジションを渡り歩きながら着実に実績を重ね、2013年にはテキサス・レンジャーズからボストン・レッドソックスに移籍。シーズン途中からクローザーとなり、リーグチャンピオンシリーズMVPを獲得するなどワールドシリーズチャンピオンに貢献した。現在もボストン・レッドソックスに欠かせない投手として活躍する。



オフィシャルウェブサイト:http://koji-uehara.net/



ツイッター:@TeamUehara


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