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世界最速ランナーに学ぶ「骨」の使い方

ダイナミックな走りのカギは鎖骨だ 骨ストレッチ•ランニング①

テレビや雑誌などでとりあげられ、いま話題の「骨ストレッチ」。筋肉ではなく骨に注目し、「体をゆるめる」ことで、より高いパフォーマンスが引き出せるストレッチ法だ。元陸上短距離選手で、著名アスリートの動作改善を指導している『骨ストレッチ・ランニング 世界一、ラクに走れる!』著者松村卓さんに骨を使って速く走るコツを聞いた。

特異な走りをするウサイン・ボルト選手

8月に現役を退いたが、歴史に名を残す「最速ランナー」だ。 写真:picture alliance/アフロ

 ランニングの質を向上させるポイントとして、体幹を構成している骨(鎖骨、肩甲骨、肋骨)を自在に動かすことも大事になってきます。

 こうした骨の使い手として真っ先に挙げられるのが、人類最速のスプリンターとして、オリンピックや世界選手権で数々の記録を打ち立ててきたウサイン・ボルト選手でしょう。

 ボルト選手の走りは、体を左右にくねくねと揺らし、肩を上下に波打たせながらダイナミックに進んでいく独特のフォームに最大の特徴があります。陸上の世界では、彼のライバルとして活躍したジャスティン・ガトリン選手に代表されるような、体幹をガッチリ固め、まっすぐの軸をつくるフォームのほうが理想とされてきました。

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松村 卓

まつむら たかし

スポーツケア整体研究所株式会社代表。骨ストレッチ創始者。1968 年生まれ。中京大学体育学部体育学科卒業、陸上短距離のスプリンターとして全日本実業団6位などの実績を持つ。引退後、ケガの多かった現役時代のトレーニングを根底から見直し、筋肉ではなく骨の活用に重点を置いた「骨ストレッチ」「骨ストレッチ・ランニング」などを開発。アスリートの動作改善から、一般向けの健康・美容指導まで幅広く活動している。


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