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ジョブズがずっと同じ洋服を着ていたのは医学的にも正しい

自律神経研究の第一人者が教える本当の休み方②

一流の人の生活スタイルはシンプルだ。そして各々ルーティンを持っている。とにかく「セレクション」をしないのだ。『自律神経が整えば休まなくても絶好調』(ベスト新書)を上梓した医師•小林弘幸氏が、自律神経を乱さないコツを伝授する。

朝起きる時間を一定にする

 

 仕事やスポーツでの結果を残すために、すべてをメンタルで片付ける人がいますが、それは間違いです。緊張しないようにしようとしても、それは無理なのです。緊張するということは、自信がないことと、経験がないことから起きます。無いものを持ってこようとしてもダメなのです。

 ではどうすればいいのでしょうか。

 仕事で結果を残すには、いかに生活をシンプルにするか、ルーティン化することできるかにかかっています。まずは、朝起きる時間を一定にするといいでしょう。例えば早朝の4時くらいに起きてみるなど、極端に早めてみるのも手です。そうすると一日が長く、充実し、朝ご飯も美味しく感じられます。

 私の場合は、朝6時半から1時間ほどバイクとウエイトトレーニングをやっています。起きるのはだいたい5時。会議とか会食などが無いときは、23時くらいに寝るようにしています。

 このような生活を、まずは一週間続けられるように努力してみます。次に二週間。二週間続けば、一ヶ月続くようになります。

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小林 弘幸

こばやし ひろゆき

1960年、埼玉県生まれ。順天堂大学医学部教授。日本体育協会公認スポーツドクター。1987年、順天堂大学医学部卒業。1992年、同大学大学院医学研究科修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属医学研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、順天堂大学小児外科講師・助教授を歴任する。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのコンディショニング、パフォーマンス向上指導にかかわる。著書に『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』(サンマーク出版)『自律神経を整える「あきらめる」健康法』(KADOKAWA)『自律神経が整う時間コントロール術』(小学館)『「ゆっくり動く」と人生がすべてうまくいく』(PHP研究所)など多数。


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  • 2017.06.09