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名古屋をめぐる英傑。〈織田信長〉ゆかりの地を歩く

名古屋地名の由来を歩く【英傑のふるさとを訪ねる①】

清洲を訪ねる

 信長が清洲城を落とし居城したのは弘治元年(1555)のことである。ここはもともと清須織田氏の守護代が居城していた場所で、いわば尾張国支配の要となる地点であった。

 名鉄名古屋本線の新清洲駅(清須市)で降りて少し歩くと五条川に出る。そこを左手に歩いていくと、川向こうにややけばけばしい感じの清洲城が目に入る。これは平成元年(1989)に復元再建されたコンクリート製のもので、実際の場所は川の手前の清洲公園であったらしい。

 公園の林の中に信長公の立派な銅像が建っている。この銅像の目は桶狭間の方向を見ているといわれている。信長はこの清洲に居城して5年後の永禄3年(1560)、この地から出陣し、見事今川義元を討ち果たしたのである。

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谷川 彰英

たにかわ あきひで

筑波大名誉教授

1945年長野県生まれ。ノンフィクション作家。東京教育大学(現・筑波大学)、同大学院博士課程修了。柳田国男研究で博士(教育学)の学位を取得。筑波大学教授、理事・副学長を歴任するも、退職と同時にノンフィクション作家に転身し、第二の人生を歩む。筑波大学名誉教授。日本地名研究所元所長。主な作品に、『京都 地名の由来を歩く』シリーズ(ベスト新書)(他に、江戸・東京、奈良、名古屋、信州編)、 『大阪「駅名」の謎』シリーズ(祥伝社黄金文庫)(他に、京都奈良、東京編)『戦国武将はなぜ その「地名」をつけたのか?』 (朝日新書)などがある。

 

 

 

 

 

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  • 谷川 彰英
  • 2011.10.08