東大とイェール、国立医学部! わが子をエリートにした母の「褒め方」がすごい |BEST TiMES(ベストタイムズ)

BEST TiMES(ベストタイムズ) | KKベストセラーズ

東大とイェール、国立医学部! わが子をエリートにした母の「褒め方」がすごい

受験もその先も。一生使える力になる、「究極の育て方」⑥

長男を東大とイェール、次男を難関国立大学医学部、わが子をそうそうたる名門校に送り込んだ母・小成富貴子さんの「褒め方」がすごい。的確な言葉で子どもの「何がすごいのか」を表現し、伝える。さらに褒めて終わらず、子どもに質問を投げかけ自分の言葉で答えさせました。そう、「表現力を鍛える」という裏テーマがあったのです。初の著書『究極の育て方』より、そのオリジナルな教育法を紹介します。

的確な言葉で褒める、表現力を鍛える 

 自分の思っていることをわかりやすく他者に伝える技術も、小さい頃から訓練すべきことの一つです。まずは親自身がお手本を示しましょう。

 褒めるときには「どういう所に自分が感動しているのか」が伝わるように言葉を選びます。小さい頃はただ「すごいね!」と言うだけでも喜ぶかもしれません。でも成長するに従い、それだけでは心に響かなくなっていきます。

 小さいうちからより具体的に伝える工夫を重ねることで、子どもたちも自然に真似をするようになります。

 

 例えば絵を描いたら、

「いろんな色を使っているから、見ていると楽しい気持ちになるね」
「目の付けどころが独創的でいいね」

 という風にわかりやすくポイントをあげます。さらに、

「どうしてこの色を使ったの?」
「なぜこのテーマを選んだの?」
 

 と「理由」を質問してみます。

 質問というのは、相手に関心を示すための大切な方法です。

 自分が得意な分野について質問をされて、嫌がる人というのはいないものです。どんどん子どもに質問をして、今度はお子さんの口からその作品や出来事について説明をしてもらいましょう。 

 こうすることで親子そろって、「いい所を言葉にする」という経験を持つことになります。

『究極の育て方』より構成

KEYWORDS:

オススメ記事

小成 富貴子

こなり ふきこ

上智大学卒業。在学時スペインに1年間留学。クリニック経営やスペイン文化発信など複数の仕事を掛け持つ「働く母」。長男をイェール+東大という日米の最難関大学、次男を難関国立大学医学部に送り込む。他長男は、高校2年生時に世界ディベート大会に出場、高校3年生時に参加した模擬国連世界大会で日本人初の優秀賞を受賞するなど国際大会でも活躍。その2人の息子を育てた独特の教育法は「AERA」「バイキング」でも紹介され話題に。「どこに出しても恥ずかしくない子どもを育てる」「わが子を真の国際人に」という信念のもと、教育の専門家ではない著者がオリジナルな視点で考え、子育てに実践してきた。


この著者の記事一覧

RELATED BOOKS -関連書籍-

イェール+東大、国立医学部に2人息子を合格させた母が考える 究極の育て方
イェール+東大、国立医学部に2人息子を合格させた母が考える 究極の育て方
  • 小成 富貴子
  • 2017.03.18