「保守」を自称する反日勢力が跋扈する日本。いまこそ三島由紀夫の言葉を思い出せ!(前編)【適菜収】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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「保守」を自称する反日勢力が跋扈する日本。いまこそ三島由紀夫の言葉を思い出せ!(前編)【適菜収】

【隔週連載】だから何度も言ったのに 第50回

百田尚樹

 

 この連載ですでに述べたが、ネトウヨライターの百田尚樹と、デタラメだらけの百田の“事故本”「日本国紀」を編集した有本香が「日本保守党」なる新党を立ち上げたとのこと。お下劣。北方領土の主権の放棄、急進的な移民政策、日米地位協定の維持……。戦後レジームからの決別を唱えながら戦後レジームを確定させ、アメリカ属国化を進め、財界や政商にひたすら媚び、統一教会などの反日カルトやジャパンライフなどの詐欺組織の広告塔だった安倍という究極の売国奴を礼讃してきたのがこの類の連中である。

    *

 連中は日本の歴史を歪め、せこい愛国ビジネスにはげんできた。百田は結党宣言で「神話とともに成立し、以来およそ二千年、万世一系の天皇を中心に、一つの国として続いた例は世界のどこにもありません。これ自体が奇跡といえるでしょう」と述べていたが、万世一系に学術的根拠はない。要するにカルト。わが国の歴史を貶め、品格を汚すものが、「保守」を名乗るという倒錯が発生しているのが現在……というより、この30年である。

    *

安倍晋三と麻生太郎

 

 安倍晋三や麻生太郎といった特定の政治家が有利になる情報を流してきた工作員「Dappi」の正体がついに明らかになった。IT関連企業「ワンズクエスト」社長の小林幸太である。「Dappi」が流した近畿財務局職員に関するデマについては裁判になっていたが、東京地裁は「(前略)被告小林の指示の下、被告会社の従業員あるいは被告小林によって行われたものと認めることができる」と認定。問題は誰が小林を動かしていたかである。

 自民党は同社の主要な販売先のひとつだった。自民党東京都支部連合会からは「テープ起こし」などの名目で同社にカネが支払われている。「しんぶん赤旗」日曜版の取材により、自民党本部の事務方のトップである元宿仁が小林の親類であることは特定されているが、同社は岸田文雄や甘利明が代表取締役を務めていた自民党関連企業とも取引関係があった。

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適菜 収

てきな おさむ

1975年山梨県生まれ。作家。ニーチェの代表作『アンチクリスト』を現代語にした『キリスト教は邪教です!』、『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』、『ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒』、『ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒』、『小林秀雄の警告 近代はなぜ暴走したのか?」(以上、講談社+α新書)、呉智英との共著『愚民文明の暴走』(講談社)、中野剛志との共著『思想の免疫力 賢者はいかにして危機を乗り越えたか』、『遅読術』、『安倍でもわかる政治思想入門』、『日本をダメにした新B層の研究』(KKベストセラーズ)、『ニッポンを蝕む全体主義』『安倍晋三の正体』(祥伝社新書)など著書50冊以上。「適菜収のメールマガジン」も好評。https://foomii.com/00171

 

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