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蛭子能収は不倫をこう考える!

蛭子能収さん30日毎日連載 Q20. 不倫についてどう思われますか?

「感情を揺さぶる30問30答。」第五回は、蛭子能収さん! 漫画家・タレント・俳優(6月には主演映画も公開)として活躍を続ける蛭子さん。自由奔放な発言に隠された、仕事や家庭に対するこだわり、哲学を聞いていきます。
Q20. 不倫についてどう思われますか?

家族を持ってる人は、不倫する勇気はなくてもいいんじゃないですか

 

 不倫はねえ、やはりしたいと思いますよ(笑)。したいんじゃないですか?みんな。だけど、やっぱり怖いし、不倫する相手もいないし。バレたらどうなるとか、それは想像もできないですよ。殺されるかもしれないですね。死も考えないといけないでしょうね。まあもうね、セックスに溺れるとかそういうことは出来ないですけど(笑)。

 セックスはないにしろ、恋愛だけ楽しむということも出来るわけですけど、そういうのは1回してみたいですけどね。浮気をしたいというよりも、もう人生どうでもいいやというかね、本当に自分を捨てきれるような人に会ってみたい気はしますね、「もうめちゃくちゃになっちゃえ」と思えるような。
   いままでそういう人に出会ったことあるかというと‥(うーん)‥あるとは思いますね。芸能界だけ見てもね、いろんな人いますから。やっぱりそこで行けないというのは、やっぱり勇気がないというか。勇気がなくていいとは思いますけど(笑)。

 でもベッキーみたいな気持ちはわからんでもないですよ。
   周りにいろんないい男もいて、なかなか恋愛できる環境でもないといっても、ふらっとどうしても男性に興味が。ふらっと、というのも失礼ですね(笑)。
   でもベッキーは結婚してないからいいのか。奥さんいるのに不倫したゲスの人が問題なんですね。
   結婚するまでは多少無茶したりしてもいいと思うんですけど、結婚してからは臆病なくらいでいいんじゃないですかね。歳とるとね、うまくセックス出来るかとか心配になってまた声とかかけづらくなるんじゃないですか(笑)。家族を持ってる人はそういう勇気はなくてもいいんじゃないですかね。

明日の第二十一回の質問は『人とのつきあいはどう考えていますか?』です

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蛭子 能収

えびす よしかず

1947年10月21日生まれ。長崎県出身。漫画家、俳優、タレント。



長崎商業高校卒業後、看板店、ちりがみ交換、ダスキン配達などの職業を経て33歳で漫画家に。



主な著作に『ひとりぼっちを笑うな』『蛭子の論語』(角川新書)『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社)『ヘタウマな愛』(新潮文庫)などがある。



主演映画『任侠野郎』は2016年6月4日より全国順次公開。“4月よりニュース番『AbemaPrime』木曜レギュラーとしてスポーツコーナーを担当。


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