生涯一人か……そんな思いとコロナが引き金になり、60歳を目前に婚活アプリに時間とエネルギーを注ぐことを決心した【石神賢介】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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生涯一人か……そんな思いとコロナが引き金になり、60歳を目前に婚活アプリに時間とエネルギーを注ぐことを決心した【石神賢介】

人生の節目〜39、49、59歳は〝婚活発情期〟

  

◼️コロナで高まった世の中の結婚願望

 

 マイナスのイメージが強かった婚活アプリの潮目が変わったのは、2020年の新型コロナウイルス感染拡大だった。突然の疫病の蔓延で、一人で暮らす寂しさからシングルの結婚願望が高まった。

 ブライダル総研による「婚活実態調査2020」内「新型コロナウイルス感染症による恋愛・結婚意向の変化」(以下同)の調査結果によると、コロナ禍で最初の緊急事態宣言が発令された202035月、シングルの375%が「恋人がほしい意向が高まった」と回答している。そして、416%が「いずれは結婚したい意向が高まった」とも回答。つまり、シングルの男女の10人に4人が、コロナをきっかけに結婚したいと考えるようになっている。

「誰かと暮らしたい」

「一生一人で暮らすことになりそうで不安」

 このようなシングルの思いは強くなるばかりだった。

 やはりブライダル総研の調査では、シングルの4人に1人は、結婚相談所、婚活パーティー、婚活アプリなどを体験しているという。

 しかし、外出自粛の社会に出会いはない。そんな状況で自宅にいながらにしてパートナーを探し交流できる婚活アプリの需要は高まった。

 大勢が集まること、対面で話すことは憚られ、マスク着用で顔を半分近く隠しての生活が日常になり、婚活パーティーや結婚相談所のお見合いが難しくなったことで、それらの利用者もアプリへと流れた。

 

 婚活アプリのベースとなるインターネットの利用数も上昇している。

 コロナ禍前の2019年の時点でスマホの世帯保有率は834%、パソコンの保有率が691%。コロナ禍真っ只中の2021年はそれぞれ886%と698%になっている(以上・総務省調査)。インターネットの端末利用が年々増えていることも、婚活アプリ利用者増の原因となっているだろう。

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いしがみ けんすけ

ライター

婚活ジャーナリスト

1962年生まれ、東京出身。婚活アプリ、婚活パーティー、結婚相談所、婚活バスツアー、座禅婚活など、約30年にわたり、あらゆる婚活にトライ。食事やお茶などをともにした女性は300人を超える。女性にブランド品を買わされても、「ジジイ!」と罵られてもめげず、会社員、女優、モデル、銀座のホステス、ドクターなどと交際。しかし、結婚にいたっていない。著書に『57歳で婚活したら すごかった』『婚活したら すごかった』(以上、新潮新書)、『すべての婚活やってみました』(小学館新書)、『アラフィフ婚活』(飛鳥新社)、『なぜ「スマ婚」はヒットしたのか 誰もが挙式できる世の中に』(幻冬舎)がある。

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  • 石神 賢介
  • 2023.07.20