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広末涼子「魔性の女」健在に喝采!スポンサーに4億円賠償金!? 中華圏で連日芸能トップの真相

広末涼子と鳥羽周作W不倫報道は中華圏でも連日芸能トップニュース

 

◾️渦中の広末自らが週刊文春に自らの主張を訴える

 618日には、広末涼子の夫のキャンドル・ジュン氏がマスコミを集めて記者会見を行なう。そこでは以前に報じられた佐藤健の他にも、報じられなかった広末の不倫を示談にしたと暴露をした。これによりキャンドル・ジュン氏との離婚、鳥羽シェフとの再婚まで視野に入れていた広末は窮地に追い込まれたように見えた。(なお、621日の報道では2012年に舞台で共演した俳優の成河(ソンハ・42)との不倫だと報じている)。

 しかし621日に発売された「週刊文春」では、なんと広末涼子が、週刊文春の記者に直接電話をかけてきて自らの考えを告白している。

 広末の主張によれば、週刊文春で鳥羽シェフとの不倫報道の第一報が報じられた時に、彼女の元マネージャーで、現在の所属事務所『フラーム』の井上義久社長によって、自らの考えとは違うものを出されてしまった、と告白している。

 その内容とは、当初、広末と鳥羽は、フラームの井上社長を交えてオンライン会議を重ね、二人は「不倫を認めたい」と主張したが、井上氏は「次の記事が出てから対応すればいい」というスタンスを譲ろうとしなかったという。そうした態度に、広末と鳥羽は、事務所とキャンドル氏が組んでいるのではと疑心暗鬼になったという。

 さらに615日に彼らが交わした交換日記や直筆のラブレターが週刊文春で報じられる直前に、広末と鳥羽は不倫関係を認める文書を発表すると、事務所もようやく広末の無期限謹慎処分を発表したのだった。

 スキャンダルの渦中にいて事務所からは無期限謹慎処分を命じられている女優自らが自分の不倫を報じた週刊誌に直接電話をしてくるという前代未聞の行動にまたもや驚かされる。

 高知県出身の女性を表す言葉に「はちきん」というのがある。「男勝りの女性」を指す土佐弁で、豪快で好き嫌いがはっきりしている性格のこと。欲しいものは必ず手に入れるというエネルギーを持ち合わせているのが高知県出身の女性の特徴だと言われるが、まさに広末涼子の性格そのものに思える。これを魅力と言わずしてなんと言おう。

 

◾️広末涼子を全面擁護という倉本聰の懐の深さ

 しかしバッシング一色の報道の中で、彼女を援護する大御所がいる。来年公開予定の映画「海の沈黙」で複雑な事情が絡んだ“大人の愛”をテーマとした脚本を担当した倉本聡氏だ。 

 「愛っていうのは不倫とか以前に、永遠のものじゃないですか。だから広末さんを責めたいなんて全然思わない。上等じゃない」

 と、広末を援護するように語った。数々の過去の熱愛もエネルギーにして女優として成長してきた彼女だが、今回の不倫報道も自らの糧にしてさらに大女優として成長を遂げてくれると信じている。

 

文:初田宗久

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初田宗久

はつた むねひさ

香港在住のジャーナリスト

ジャーナリスト、編集者。早稲田大学卒業後、出版社で情報誌から学術系書籍まで20年間編集業務に従事。その後、香港、台湾、中国に渡り、現地で中国語を徹底的に学ぶ。中華圏の様々なニュースから日本の労働問題や芸能事情まで精通し、多くの記事を投稿し注目されている。著者に『ブラック企業やめて上海で暮らしてみました』(扶桑社)、『「中国人の9割が日本人が嫌い」の真実』(トランスワールドジャパン)などがある。香港在住。

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