安倍晋三とその周辺が反日であるこれだけの理由【適菜収】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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安倍晋三とその周辺が反日であるこれだけの理由【適菜収】

【隔週連載】だから何度も言ったのに 第22回

安倍周辺乞食言論人の末路

 

 「正論」「月刊WiLL」「月刊Hanada」などの自称保守系月刊誌、あるいは安倍周辺乞食言論人の追及もこの先きちんとやらなければならない。しかし、連中が投下したテンプレートにそのまま乗り、反日カルトの広告塔を礼賛してきたアベウヨ、ネトウヨの類って、これから先も自分をごまかしながら生きていくんですかね? 謎。

    *

「嫌韓」とか言っていた連中がいた。ちょっとしたことでも韓国がかかわると、血相を変えてキーキー騒いで怒り狂うサルたちが、反日カルトが日本の中枢に食い込んでいたのに、黙り込んだり、話をそらしたりしている。それこそが、連中の正体を示している。

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 防衛大臣だった岸信夫が「統一教会に手伝ってもらったというよりは、メンバーの方にお力をいただいたということだ」と開き直り、国家公安委員長だった二之湯智が統一教会の関連団体が開催したイベントの実行委員長を務めていた。日本はそんな国。いまだに安倍を支持している連中は、救いようのないバカか、確信犯的な関係者。

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「ワシントン・ポスト」の記事として、統一教会系のカルト日刊紙「ワシントン・タイムズ」を引用した過去がある三浦瑠麗。

 

 自称国際政治学者の三浦瑠麗《まあ、あと誤情報と陰謀論の跋扈。陰謀論とはファクトよりも直感に頼る態度です。数多くの誤情報や意図的な決めつけ、陰謀論が広がっていますね。自分は知的だ、自分は世間よりもモノがわかっていると自認する人ほど嵌まりやすい》とツイート。面白過ぎる。スリーパーセル、シリア誘拐事件……。陰謀論やデマを垂れ流してきた張本人が陰謀論を批判。

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 三浦瑠麗がネット上で「お壺ねさん」と呼ばれていたのは笑ったが。

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 欧米では「靴を磨けば出世する」と言われるが、自民党は「壺を磨けば出世する」だよね。

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 今となっては面白過ぎる百田尚樹の114日のツイート

《人は、長年信じていたものが実は欺瞞に満ちたものだったということは認めようとしない。認めた途端、アイデンティティが崩壊するからだ。だから、余計に目を閉じて、より一層信じようとする。今、日本人への洗脳はそれくらい深いものになっている》

 非常に味わい深い。百田自身が「井の中の蛙」「茹で蛙」だったというオチ。文豪百田尚樹先生には安倍についての新刊を書いてほしい。タイトルは『国賊と呼ばれた男』。

 

文:適菜収

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  • 目次

はじめに−−「B層」とは何か?

 

第一章 内田樹と『日本辺境論』

 

辺境と偏狭

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

B層グルメと某評論家

B層という言葉が出てきた経緯

なぜ日本はこんなことになってしまったのか

ルース・ベネディクトの『菊と刀』

安倍晋三の行動原理

学問のブレイクスルー

マイケル・ポランニーと暗黙知

百人一首を暗記する意味

「型」を知るということの贅沢

 

第二章 自立を拒絶する人たち

 

白井聡の『永続敗戦論』

終戦記念日という欺瞞

冗談は櫻井よしこさん

「サヨク」と「保守」の自己欺瞞

「主権の欲求不満」の解消

 

第三章 「正義」を笠に着る人たち

 

ウクライナ首都の名称変更は「正義」なのか?

「人間は見たいものしか見ない」

社会的リンチというB層の「正義」

人種問題における「正義」の暴走

「ルッキズム」批判は「正義」なのか?

言葉狩りは「正義」なのか?

若年層に選挙権を与えるのは「正義」なのか?

山本太郎と「正義感」について

 

第四章 陰謀論に走る人たち

 

「無知の知」と「無恥の恥」

不道徳としか言えない果物屋

「維新に殺される」

新型コロナは「バカ発見器」でもあった

ひっくり返って駄々をこねる老人たち

Yahoo!ニュースのコメント欄

知識はあるけど教養がないバカ

デマは言論の自由にあらず

社会の変化は元には戻らない

99%の人が知らない話

 

第五章 無責任な人たち

 

安倍の次は維新に騙されるB層

メディアの劣化が止まらない

大阪都構想のデマと事実隠蔽

総選挙で湧いてきたB層

 

第六章 恥知らずな人たち

 

飼い犬の遠吠え

安倍晋三の本質を映し出す一枚

ツッコミ待ち政治家だらけの国

日本の崩壊に気づいていないB層

日本最大の権力者は「改革バカ」

「ジューシー」発言は外部の拒絶

悪意なく嘘を重ねる人々

カルト化した自民党広報本部

百田尚樹の「歴史改ざんファンタジー」

日本人は悪に屈したネトウヨ用語を使い騒ぎ出した元首相

 

おわりに−−人間は過去を忘れ野蛮は繰り返される

 

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適菜 収

てきな おさむ

1975年山梨県生まれ。作家。ニーチェの代表作『アンチクリスト』を現代語にした『キリスト教は邪教です!』、『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』、『ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒』、『ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒』、『小林秀雄の警告 近代はなぜ暴走したのか?」(以上、講談社+α新書)、呉智英との共著『愚民文明の暴走』(講談社)、中野剛志との共著『思想の免疫力 賢者はいかにして危機を乗り越えたか』、『遅読術』、『安倍でもわかる政治思想入門』、『日本をダメにした新B層の研究』(KKベストセラーズ)、『ニッポンを蝕む全体主義』『安倍晋三の正体』(祥伝社新書)など著書50冊以上。「適菜収のメールマガジン」も好評。https://foomii.com/00171

 

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