噓八百の「小池」、目糞鼻糞の「橋下vs百田」、犯罪のデパート「維新」の懲りない面々【適菜収】
【隔週連載】だから何度も言ったのに 第7回
■「犯罪のデパート」維新は今日も平常運転
私は『日刊ゲンダイ』で「それでもバカとは戦え」というコラムを週1で書いているが、先日は4回に分けて「思い出に残る維新の犯罪ベスト10」「思い出に残る維新のデマと嘘ベスト10」という形で維新の悪行を振り返った。記事を書くときはなるべく最新の情報を組み込もうとは思っているが、維新はひたすら問題を起こし続けるので、追いつかない。
総選挙後には兵庫4区から出馬し比例復活した赤木正幸の運動員森宏成と森弐奈が公職選挙法違反で逮捕されていたが、今度は滋賀３区から立候補し、落選した直山仁と運動員の大学生ら１１人が同容疑で逮捕。犯罪のデパート。
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11月28日に大阪で行われたイベント（中之島ウィンターパーティー ～Road to EXPO 2025～）に吉村と松井が登場。そこに出演していた歌手の「コブクロ」に、大阪・関西万博のテーマソング作曲を依頼したとのこと。報道陣から、楽曲完成の暁にはカラオケで歌う気があるのかと聞かれた松井は「当然やろ～。歌いますよ。でも、僕、声が出ーへんからね。吉村知事もコブクロさんの歌あんまり知らんしね。みんなで歌います」と発言。吉村は松井の発言を否定していたが「コブクロ」という人たちに対して、失礼でしょう。
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「コブクロは不倫をしていたから万博のテーマ曲にはふさわしくない」という声が大きくなっているらしいが、芸能人のプライベートな話などどうでもいい。過度なモラルや品性を求めても意味がない。それよりも万博を政治利用しているいかがわしい勢力のほうがよほど非倫理的である。
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12月4日には、リーグ優勝したオリックスを祝福するイベント（Bs Fan－Festa2021 supported by CRTM）に吉村と松井は参加。吉村は「T－岡田選手にお願いがあります。サイン入りバットをいただいていたのに、なくしてしまいました。またいただけたら。請求は大阪市にお願い致します」と発言。ウケを狙ったつもりかもしれないが、面白くないし、失礼にもほどある。
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失礼と言えば菅義偉。存在自体が不謹慎。菅は、沖縄県の米軍普天間飛行場（宜野湾市）の移設先となっている名護市の市長選（来年1月23日投開票）について、「（移設の是非は）争点にならない」との考えを示したとのこと。
いちいちツッコむのも面倒だが、そこが争点になるかどうかは菅ではなくて名護市民が決めること。さらに菅は「（これまで）沖縄問題の責任者として取り組んできた。沖縄問題をライフワークとしたい」と述べたが、2015年、基地移設問題を巡り翁長雄志知事と菅は会談。沖縄の苦難の歴史を語った翁長に対し、菅は「私は戦後生まれなので、歴史を持ち出されたら困る」と言い放っている。「ライフワーク」が何だって？
文：適菜収
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