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■意欲的な来日で存在感を示すシュタルケ騎手に注目

A・シュタルケ騎手(2020年成績:1着6回、2着5回、3着8回、騎乗回数59回。全国リーディング28位 2月16日終了時点)/ 写真⦿フォトチェスナット

 18年こそ来日はしなかったものの、毎年のように来日しているシュタルケ騎手。秋を主体に来日する短期免許騎手と違って、ノーザンF系の招請の割には扱いが決してよくないところはあるものの、重賞でも時に穴馬券を提供し、地味ながらもその存在感を示している。今は関西が中心だが、以前は関東の堀調教師が身元引受人だった時期もあるほど。そんな縁が23日に行なわれる小倉大賞典でつながった。専門紙記者は次のように解説する。

「17年のニュージーランドTをジョーストリクトリで勝利して以降は重賞で2着止まり。微妙にGIシーズンではない時期での来日になっているので、大レースに騎乗する機会も少ないのは確か。特に今年は例年の春先の来日を1月中旬にしたほど。つまり、結果を求めての遠征となっている。早い話が正月休みを終えてすぐに来日するほど意欲的ということだ。本人は親日家だし、日本の競馬(ダートなど)にも慣れている。ただ、そこまで馬が回ってきているわけではないので、何とか結果がほしいと考えていると思うよ」

 先日行われたきさらぎ賞ストーンリッジ(牡3)をクビ差の2着に粘らせたし、京成杯では中山に赴きディアスティマ(牡3)を3着に導いている。先の記者は続ける。

「本来ならGIのフェブラリーSに乗り馬がいれば乗りたかっただろうけどね。日本での序列が高いマーフィー騎手レーン騎手なら馬が回ってきたかもしれないけど……。それでも小倉大賞典でジナンボーが回ってくるんだから、遠征する価値はあると判断したんじゃないかな」

 ジナンボー(牡5)を管理するのは堀調教師。ジャパンCではそこまで競走成績の高くない同馬にムーア騎手を起用したほど。所有馬の多くに跨るのはルメール騎手デムーロ騎手か短期免許の外国人騎手というほど、一部のJRA生え抜き騎手以外は乗せないことで有名だ。先ほどの記者曰く、

「ジナンボーはジャパンC以来となるし状態面での課題は残るだろうけど、新潟記念2着もあり金子真人HD所有馬で期待度も高いのは間違いない。この馬には1度も日本人騎手が乗っていないし期待度は高いんだよ。かつて身元引受調教師を務めていたこともあり、親交があるからね。当然、生産しているノーザンFのバックアップもあったでしょう」

 ただ、解せないのは同じく金子真人HD所有馬のヴェロックス(牡4)が川田騎手で参戦してくること。別の専門紙TMは次のように読み解く。

「川田騎手クラスがフェブラリーSではなく小倉大賞典へ騎乗してくるのならそちらが勝負だとは思うけどね。ただ、ヴェロックスは相手なりにしか走れないところもある。金子真人オーナーはあまり使い分けしないタイプだし、ノーザンFも裁量権が及ばないからね。ワンツーフィニッシュがあっても不思議ではないよ」

 世間の注目は令和2年最初のGIとなるフェブラリーSとなりそうだが、裏の小倉開催でも熱い戦いが繰り広げられているのだ。