旧香川県立体育館の保存再生活動、アンケートで約9割が「司法の場へ」と肯定的見解
保存再生活動の議論場を司法へ移行するかのアンケートに650件ものご意見が寄せられ、約9割が「司法の場への移行」に対して肯定的。香川県内からの回答も約半数を占め、県民の高い関心が明らかに

旧香川県立体育館(通称:船の体育館)
旧香川県立体育館再生委員会(所在地:[香川県高松市]、委員長:長田慶太)は、香川県による旧香川県立体育館(通称:船の体育館)の解体方針に対し、対話による保存再生の働きかけを続けてまいりました。
これまで県や議会への提案、監査請求、陳情を通じて保存再生を求めてまいりましたが、行政の姿勢に変化は見られず、25年9月に解体公告に対する応札があったという結果になり成果を得ることはできませんでした。
再生委員会の今後の活動の方向性を、民意を反映した形で「司法の場へ移行するか、活動を一旦見直すか」という今後の活動方針を決定するために実施しました。アンケート結果を以下の通り発表します。
650件ものご意見が寄せられ、約9割が「司法の場への移行」に対して肯定的でした。
この回答の背景には建物が持つ、地域・建築市場の重要な価値への関心と解体に至る不透明なプロセスに対する疑問があります。
アンケートの回答内容の公表に同意された方の回答理由・ご意見を個人情報を伏せた形で全件公表いたします。
保存再生・解体の議論へ関心を持っていただき、ご意見を寄せていただいたことに対して、心よりお礼申し上げます。
本アンケート結果を重く受け止め、旧香川県立体育館再生委員会は、今後の方針を検討してまいります。引き続き、旧香川県立体育館の保存再生にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
■アンケート実施要項

■アンケート実施の背景と目的
委員会はこれまで香川県教育委員会への対話を続けてきましたが、県の姿勢が変わらないことを受け、「やるべきこと」を一区切りつけたと判断しました。
今回のアンケートは活動を継続する是非、特に「司法の場へ移行するか、活動を一旦見直すか」という今後の活動方針を決定するために実施しました。
司法に訴えることはこれまでの対話を求める路線、対立を意図していなかった姿勢からの転換を意味し、判例上の厳しさも伴いますが、「地域資産の価値」「税金の意味」「民主主義の手続き」について第三者による冷静な判断を仰ぐ機会となります。
■市民の保存・利活用への強い意志をもとに「司法の場へ」の賛意
アンケートでは、すべての年代において約9割という高い割合で、活動を司法の場へと移行することに対して肯定的な意見が示されました。
この結果は、委員会が問いかけた「司法に地域資産の価値、税金の意味、民主主義の手続きを問うべきか」に対し、市民が強い関心と明確な意思を持っていることを示しています。
特に、回答者の半数以上が香川県内からであったことは、この問題に対する香川県民の高い関心と危機感を裏付けています。
寄せられた自由意見には、丹下健三氏設計の旧体育館が持つ文化的な重要性を守りたいという思いに加え、香川県が進める解体プロセスの不透明さに対する疑問が反映されていました。
■アンケート自由回答全件公開
下記リンクよりアンケートの回答内容の公表に同意された方の回答理由・ご意見を個人情報を伏せた形で全件公表いたします。
リンク:アンケート結果自由回答結果
アンケート結果まとめ

質問文:Q4:解体か保存利活用かの議論を司法の場に移すかどうかこれまでの推移を踏まえ、再生委員会は旧香川県立体育館の議論の場を「司法の場」へと進むべきか、活動を終えるべきかについて、当てはまるものをお選びください



■回答者年齢(Q3)


■各種リンク
〇記者会見YouTube配信
〇会見資料など
※署名サイト
丹下健三の名建築「旧香川県立体育館」を救おう!
Save the Boat Gym - A Masterpiece by Kenzo Tange
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旧香川県立体育館(通称:船の体育館)
旧香川県立体育館再生委員会(所在地:[香川県高松市]、委員長:長田慶太)は、香川県による旧香川県立体育館(通称:船の体育館)の解体方針に対し、対話による保存再生の働きかけを続けてまいりました。
これまで県や議会への提案、監査請求、陳情を通じて保存再生を求めてまいりましたが、行政の姿勢に変化は見られず、25年9月に解体公告に対する応札があったという結果になり成果を得ることはできませんでした。
再生委員会の今後の活動の方向性を、民意を反映した形で「司法の場へ移行するか、活動を一旦見直すか」という今後の活動方針を決定するために実施しました。アンケート結果を以下の通り発表します。
650件ものご意見が寄せられ、約9割が「司法の場への移行」に対して肯定的でした。
この回答の背景には建物が持つ、地域・建築市場の重要な価値への関心と解体に至る不透明なプロセスに対する疑問があります。
アンケートの回答内容の公表に同意された方の回答理由・ご意見を個人情報を伏せた形で全件公表いたします。
保存再生・解体の議論へ関心を持っていただき、ご意見を寄せていただいたことに対して、心よりお礼申し上げます。
本アンケート結果を重く受け止め、旧香川県立体育館再生委員会は、今後の方針を検討してまいります。引き続き、旧香川県立体育館の保存再生にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
■アンケート実施要項

■アンケート実施の背景と目的
委員会はこれまで香川県教育委員会への対話を続けてきましたが、県の姿勢が変わらないことを受け、「やるべきこと」を一区切りつけたと判断しました。
今回のアンケートは活動を継続する是非、特に「司法の場へ移行するか、活動を一旦見直すか」という今後の活動方針を決定するために実施しました。
司法に訴えることはこれまでの対話を求める路線、対立を意図していなかった姿勢からの転換を意味し、判例上の厳しさも伴いますが、「地域資産の価値」「税金の意味」「民主主義の手続き」について第三者による冷静な判断を仰ぐ機会となります。
■市民の保存・利活用への強い意志をもとに「司法の場へ」の賛意
アンケートでは、すべての年代において約9割という高い割合で、活動を司法の場へと移行することに対して肯定的な意見が示されました。
この結果は、委員会が問いかけた「司法に地域資産の価値、税金の意味、民主主義の手続きを問うべきか」に対し、市民が強い関心と明確な意思を持っていることを示しています。
特に、回答者の半数以上が香川県内からであったことは、この問題に対する香川県民の高い関心と危機感を裏付けています。
寄せられた自由意見には、丹下健三氏設計の旧体育館が持つ文化的な重要性を守りたいという思いに加え、香川県が進める解体プロセスの不透明さに対する疑問が反映されていました。
■アンケート自由回答全件公開
下記リンクよりアンケートの回答内容の公表に同意された方の回答理由・ご意見を個人情報を伏せた形で全件公表いたします。
リンク:アンケート結果自由回答結果
アンケート結果まとめ
■議論を「司法の場」へと移すべきか(Q4)

質問文:Q4:解体か保存利活用かの議論を司法の場に移すかどうかこれまでの推移を踏まえ、再生委員会は旧香川県立体育館の議論の場を「司法の場」へと進むべきか、活動を終えるべきかについて、当てはまるものをお選びください

■回答者居住地(Q2)


■回答者年齢(Q3)


■各種リンク
〇記者会見YouTube配信
〇会見資料など
※署名サイト
丹下健三の名建築「旧香川県立体育館」を救おう!
Save the Boat Gym - A Masterpiece by Kenzo Tange
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