「命と病気の体感フェス」誕生~第一回こころの友フェスティバルを札幌で初開催、95%が「とても楽しかった」
一般社団法人ハートキッズライフリンク(札幌市・代表理事 香西杏子)は、2025年9月、札幌市手稲区で「こころの友フェスティバル(ここフェス)」を初開催しました。
同フェスティバルの目的は「命と病気の体感・理解」。病気や障がいのある子どもとない子ども、地域の住民が一堂に会して楽しく学び合う一日となりました。
「こころの友」フェスティバルはメインイベントである心臓手術体験「ハートキッズセミナー」をはじめとする新しいかたちの社会啓発・教育イベントです。
北海道立子ども北海道立子ども総合医療・療育センター共催/北海道手稲養護学校(校長/星野健史)の協力で開催され、会場となった同校の体育館には当日、約200名が来場しました。
対象は「0歳から200歳までどなたでも」。文字通りすべての方が、ハートキッズセミナーや医療ブース、「誰でもバーベキュー」を通じて交流を深めました。
ハートキッズセミナーとは?
「こころの友フェスティバル(ここフェス」は、非営利型一般社団法人ハートキッズライフリンクが提供する「命と病気の体感・理解」の場です。
発祥は、同法人の運営主幹・小児心臓外科医の麻生俊英が始めた「ハートキッズセミナー」。20年以上、22回にわたり実施されてきました。
「ハートキッズ」は心臓病の子どもを意味する英語。今、世界に産まれてくる子どもの100人にひとりは先天性心疾患があると言われています。学校で一学年に数人は存在する、珍しくない病気で7人に1人は手術が必要、4人に1人は成長に合わせ、何度も手術をします。
ハートキッズセミナーは、こうした先天性心疾患の当事者にとっては自身の理解が深まる場として始まりました。
対象も徐々に、病気の当事者ではない子どもと家族にも広がっていきました。見た目で分かりにくい、内在的な他者の課題への気づきと思いやりのきっかけの場としても評価と実績を重ねてきました。
小児心臓外科医の指導のもと、ブタの心臓を使って心臓と血液の流れる仕組みを知り、縫合に挑戦。「命」を体感しました。

写真2:医療体験ブース
血液型検査や細胞観察など、遊びながら学べるブースが多数。

新型コロナで注目されたECMOを、実際に動かして体験。命を支える医療機器への理解を深めました。

写真3:「誰でもBBQ」と飲食コーナー病気のある子もない子も一緒に食事を囲みました。
主なプログラム
- ハートキッズセミナー(心臓手術体験)
- 「誰でもバーベキュー」
- 14種類以上の医療体験ブース(人工心肺、心エコー、感染対策など)
- 絵本の読み聞かせ・ワークショップ
参加者の声
「子どもが豚の心臓を最初は怖がっていましたが、人工心肺や顕微鏡に触れるうちに夢中になり、最後は楽しそうに縫合までできました。3時間飽きずに遊べて感謝です。」
「心臓病の娘が手術体験をして、とても感慨深い時間になりました。医師が病気をわかりやすく説明してくれて、娘は『来年も絶対に来たい!』と話していました。」
「普段は触れられない医療機器に実際に触れられたことが大きな経験でした。子どもが医療に強い関心を持つきっかけになったと思います。」
「授乳スペースやキッズスペースが整っていて、小さな子どもも安心して楽しめました。親子ともに大満足です。」
開催の意義
日本では先天性心疾患をもつ子どもは100人に1人。しかし、一般市民が命や病気について「体験的に学ぶ機会」はほとんどありません。
「こころの友フェスティバル」は、地域社会の中で病気や障がいのある子どもと健常児が共に学びお互いを知るきっかけの場です。
今後の展望
今回の実施を受け、2026年には北海道で第2回開催を想定しております他、別地域での開催も検討しています。
私たちと一緒に「ここフェス」を開催したい地域や団体様がありましたら、ぜひご連絡ください。
ハートキッズライフリンクは、全国とこの活動を広げていけたらと願っております。
開催概要
名称:こころの友フェスティバル
日時:2025年9月6日(土)10:30~16:00
会場:北海道手稲養護学校・ドナルド・マクドナルド・ハウス・コドモックル
参加者数:約200名
主催:一般社団法人ハートキッズライフリンク
共催:北海道立子ども総合医療・療育センター
協力:北海道手稲養護学校・NPO法人あえりあ、NPO法人くるりんlabo、花色、NOMAPS ほか
後援:北海道医療的ケア児者家族の会Team Dosanco/北海道/北海道新聞社/札幌市
本件に関するお問い合わせ先
一般社団法人ハートキッズライフリンク
代表理事 香西 杏子
Email: editor@tron2040.com
HP: http://tron2040.com/lp/heartkidsliifelink/
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同フェスティバルの目的は「命と病気の体感・理解」。病気や障がいのある子どもとない子ども、地域の住民が一堂に会して楽しく学び合う一日となりました。
「こころの友」フェスティバルはメインイベントである心臓手術体験「ハートキッズセミナー」をはじめとする新しいかたちの社会啓発・教育イベントです。
北海道立子ども北海道立子ども総合医療・療育センター共催/北海道手稲養護学校(校長/星野健史)の協力で開催され、会場となった同校の体育館には当日、約200名が来場しました。
対象は「0歳から200歳までどなたでも」。文字通りすべての方が、ハートキッズセミナーや医療ブース、「誰でもバーベキュー」を通じて交流を深めました。
ハートキッズセミナーとは?
「こころの友フェスティバル(ここフェス」は、非営利型一般社団法人ハートキッズライフリンクが提供する「命と病気の体感・理解」の場です。
発祥は、同法人の運営主幹・小児心臓外科医の麻生俊英が始めた「ハートキッズセミナー」。20年以上、22回にわたり実施されてきました。
「ハートキッズ」は心臓病の子どもを意味する英語。今、世界に産まれてくる子どもの100人にひとりは先天性心疾患があると言われています。学校で一学年に数人は存在する、珍しくない病気で7人に1人は手術が必要、4人に1人は成長に合わせ、何度も手術をします。
ハートキッズセミナーは、こうした先天性心疾患の当事者にとっては自身の理解が深まる場として始まりました。
開催の歴史と経緯
神奈川県立こども医療センターで行われた第1回ハートキッズセミナーは2004年。以後、開催数は22回を重ね、参加人数は1回に300人を超えるように。延べ参加者は3,000人を超えました。対象も徐々に、病気の当事者ではない子どもと家族にも広がっていきました。見た目で分かりにくい、内在的な他者の課題への気づきと思いやりのきっかけの場としても評価と実績を重ねてきました。
写真で見る「こころの友フェスティバル」
写真1:心臓手術体験に挑戦する子どもたち小児心臓外科医の指導のもと、ブタの心臓を使って心臓と血液の流れる仕組みを知り、縫合に挑戦。「命」を体感しました。

写真2:医療体験ブース
血液型検査や細胞観察など、遊びながら学べるブースが多数。

新型コロナで注目されたECMOを、実際に動かして体験。命を支える医療機器への理解を深めました。

写真3:「誰でもBBQ」と飲食コーナー病気のある子もない子も一緒に食事を囲みました。
主なプログラム
- ハートキッズセミナー(心臓手術体験)
- 「誰でもバーベキュー」
- 14種類以上の医療体験ブース(人工心肺、心エコー、感染対策など)
- 絵本の読み聞かせ・ワークショップ
参加者の声
「子どもが豚の心臓を最初は怖がっていましたが、人工心肺や顕微鏡に触れるうちに夢中になり、最後は楽しそうに縫合までできました。3時間飽きずに遊べて感謝です。」
「心臓病の娘が手術体験をして、とても感慨深い時間になりました。医師が病気をわかりやすく説明してくれて、娘は『来年も絶対に来たい!』と話していました。」
「普段は触れられない医療機器に実際に触れられたことが大きな経験でした。子どもが医療に強い関心を持つきっかけになったと思います。」
「授乳スペースやキッズスペースが整っていて、小さな子どもも安心して楽しめました。親子ともに大満足です。」
開催の意義
日本では先天性心疾患をもつ子どもは100人に1人。しかし、一般市民が命や病気について「体験的に学ぶ機会」はほとんどありません。
「こころの友フェスティバル」は、地域社会の中で病気や障がいのある子どもと健常児が共に学びお互いを知るきっかけの場です。
今後の展望
今回の実施を受け、2026年には北海道で第2回開催を想定しております他、別地域での開催も検討しています。
私たちと一緒に「ここフェス」を開催したい地域や団体様がありましたら、ぜひご連絡ください。
ハートキッズライフリンクは、全国とこの活動を広げていけたらと願っております。
開催概要
名称:こころの友フェスティバル
日時:2025年9月6日(土)10:30~16:00
会場:北海道手稲養護学校・ドナルド・マクドナルド・ハウス・コドモックル
参加者数:約200名
主催:一般社団法人ハートキッズライフリンク
共催:北海道立子ども総合医療・療育センター
協力:北海道手稲養護学校・NPO法人あえりあ、NPO法人くるりんlabo、花色、NOMAPS ほか
後援:北海道医療的ケア児者家族の会Team Dosanco/北海道/北海道新聞社/札幌市
本件に関するお問い合わせ先
一般社団法人ハートキッズライフリンク
代表理事 香西 杏子
Email: editor@tron2040.com
HP: http://tron2040.com/lp/heartkidsliifelink/
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