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歴史アナリストが探る自分のルーツ「家紋は下り藤」

外川淳の「城の搦め手」第67回

■「家紋は下り藤」

『歴史人』2月号の 特集『戦国武将の家紋の謎』において「家紋の歴史と基礎知」というテーマで執筆した。

 そこでは、家紋と戦国武将との関係についてさまざまな角度から分析を加えたが、紙数の関係から語り尽くせない部分もあった。

 ということで、家紋や家系についての余談を紹介してみたい。

 私の姓である外川(とがわ)の発祥の地は甲斐国都留郡船津村であり、現在の行政名では山梨県富士河口湖町にあたる。

 河口湖畔の禅寺が外川一族の菩提寺のようであり、私が生誕する20年以上前に都内で病没した祖父の墓もその寺にある。

 子どものころ、墓参に行くと、花屋や民宿など町中自分と同じ姓だらけであることに対し、不思議な感覚になったことを今でも覚えている。

山梨名物ほうとう 5年ほど前に墓参したおりの夕食。

 先祖発祥の地にまつわる写真のなかでデジタル化された唯一のカット。

 外川一族は、武田の旧臣らしく、家紋は下り藤という。下り藤ということは、源平藤橘のなかでは、藤原ということになるのだろう。

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外川 淳

とがわ じゅん

1963年、神奈川県生まれ。早稲田大学日本史学科卒。歴史雑誌の編集者を経て、現在、歴史アナリスト。



戦国時代から幕末維新まで、軍事史を得意分野とする。



著書『秀吉 戦国城盗り物語』『しぶとい戦国武将伝』『完全制覇 戦国合戦史』『早分かり戦国史』など。



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