【JR日光線「いろは」のミニトリップ】 | BEST T!MESコラム

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JR日光線「いろは」のミニトリップ

新車両運行開始で観光客を取り戻せるか。

■牧場の脇を通過してJR日光駅へ。

 さらに走ると牧場の脇を通過。牛の群れが草を食んでいるけれど、電車が通っても振り向いたりはしない。下野大沢(しもつけおおさわ)駅では7分停車。

牧場の脇を通過

 何とすれ違うのかなと思っていたら、185系の修学旅行専用電車が宇都宮に向けてゆっくりと通過して行った。

JR日光線の車窓から

 やがて東武日光線と交差する。どちらの線にも駅はない。鶴田駅付近で東武宇都宮線と交差したときも駅はなく、JRと東武は勝手に走っている感じだ。

イマイチなことを「日光の手前」というギャグのネタにも使われる今市駅に停車。この駅を出ると、ぐんぐん勾配を上っていき、かけのぼったところが終点の日光駅だった。白い堂々たる駅舎は風格があり、賑わっていたころを偲ばせる。駅舎をバックに停車する「いろは」は、この駅の雰囲気とよく合っていた。貴賓室もあるものの、あまり使われていない。

日光駅の駅名標と「いろは」

 最近では、豪華列車「四季島」が立寄ることになり、少しは賑わいが戻った感のあるJR日光駅。駅舎内やホームのデザインは和のテイストで、外国人へのアピールを図っている。「いろは」運行開始をきっかけに少しは観光客を取り戻して欲しいと思う。

JR日光駅の由緒ある駅舎正面 

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野田 隆

のだ たかし

日本旅行作家協会 理事

1952年名古屋生まれ。日本旅行作家協会理事。早稲田大学大学院修了。 蒸気機関車D51を見て育った生まれつきの鉄道ファン。国内はもとよりヨーロッパの鉄道の旅に関する著書多数。著書に『テツに学ぶ楽しい鉄道旅入門』(ポプラ新書)『にっぽん鉄道100景』『テツはこんな旅をしている~鉄道旅行再発見』(平凡社新書)『定年からの鉄道旅行のススメ』 (洋泉社新書) 『テツ道のすゝめ』(中日新聞社)『愛知県 駅と路線の謎』(洋泉社新書y)など。



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