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「打ち上げ花火」鑑賞のポイントは?いつ開花するかをチェックしてみよう

今年も花火大会の季節がやってきた。見に行く前に一読を。

■最も大きな花火は?

 

 今年も花火大会の季節がやってきた。夜空に輝く大輪の花を見ていると、暑さなど忘れてしまいそうになる。お盆前は何かと忙しいけれど、1回くらいは夏の風物詩である花火を見物に出かけたいものだ。

 近年の打ち上げ花火は進化していて、花のように見えるだけでなく、ハートや星型、さらには人気キャラクターを模したものまで登場している。毎年、新たな花火を見られることも楽しみだが、やはり、菊や牡丹、柳などの昔ながらのスタイルに心を奪われてしまう。

 こうした打ち上げ花火は、花火玉の大きさによって打ち上げたときのサイズも変わるという。5号玉といわれる花火の直径は約15cmと、意外と小粒な印象。しかし、これを打ち上げると190mもの高さにまで到達し、開花したときの直径は約150mになるというから驚きだ。

 10号以上は「尺玉」といわれ、30号は三尺玉といわれる。日本で最も大きいとされるのは四尺玉で、その直径は1mを優に超える。開花直径はなんと、800mにもなるという。この巨大花火は、新潟県小千谷市の「片貝まつり」で見ることができる。

 日本最古といわれ、テレビ中継も行われるなど、注目度の高い隅田川花火大会では、5号玉が最大とされる。現在はもっと大きな花火玉もあるが、自治体の規制によってこれ以上のサイズを打ち上げることができないのだとか。エリアによって打ち上げられるサイズが異なるため、より大きい花火を見るために遠出する人も少なくない。

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