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東海道新幹線[東京-新大阪間]の車窓から発見可能な天守の数は?⇒2つ追加

外川淳の「城の搦め手」第66回

 車窓から発見可能なのは、彦根城のキロ前後までと思いこんでいたところ、もう少し捜索範囲を広げると、3キロ離れた岐阜城も候補にあがった。

 ということで、位置的にわかりやすい金華山上の岐阜城を遠望したところ、天守を発見できた。

岐阜城天守

 考証的には疑問符だらけではあるが、濃尾平野を一望する立地環境にあり、展望台としては最適。

 ちなみに、「車窓発見101番勝負」では浜松城の天守をあげていたのだが、

 どうも幻を見たらしく、ビルと山影に隠れて見えない立地環境にある。

 東海道新幹線[東京-新大阪間]の車窓から発見可能な天守の数は? という設問に対する解答は、前回から伏見城と岐阜城を足して、小田原―掛川―名古屋―清須―岐阜―彦根―伏見。

 以上の7棟ということになる。

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外川 淳

とがわ じゅん

1963年、神奈川県生まれ。早稲田大学日本史学科卒。歴史雑誌の編集者を経て、現在、歴史アナリスト。



戦国時代から幕末維新まで、軍事史を得意分野とする。



著書『秀吉 戦国城盗り物語』『しぶとい戦国武将伝』『完全制覇 戦国合戦史』『早分かり戦国史』など。



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