ナイキ最新コレクションの「ラベンダー」色が示す意義とは?
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NIKELAB
NIKE BETRUE Collection 2018
LGBTQにフォーカスした4つの新作、そこに込められた意味とは。
性別を連想させる水色と薄いピンク色を混ぜ合わせたラベンダー色は、LGBTQカルチャーの最も古いシンボルの一つとして知られる。そんなカルチャーの象徴たるカラーを採用した、ナイキの新たなコレクション「BETRUE Collection 2018」がこの度発表された。ラベンダーを始め、ピンク、三角形など、LGBTQコミュニティがこれまで意味を込めて使用して来た色やシンボルがデザインに使われているという、コレクションの全貌に迫る。
今回のコレクションでリリースされるのは、全部で4モデル。ベースになっているのは、〈NIKE VAPORMAX PLUS〉、〈NIKE AIR MAX 270〉、〈NIKE ZOOM FLY〉、そして〈NIKE EPIC REACT FLYKNIT〉。歴史的には、虹のシンボルが 1970 年に広く知られるようになる前からラベンダー色の持つ意味はよく知られており、コミュニティを表現する方法として用いられてきた、というバックボーンがある。それに伴い、いずれもラベンダー色をディテールに施し、そのうち3つにラベンダー色が持つ意味を“パルス”カラーを含めることで表現。さらに、今回のコレクションには LGBTQカルチャーの歴史の中で使用されてきたピンク色の三角形のシンボルも採用されている。元々、第二次大戦中にLGBTQの人を識別するために三角形が使われてきたが、1970 年代にはゲイを保護する活動家に、その後 1980 年のエイズ患者支援団体(ACT UP) によって行われた記憶に残る“沈黙は死”のキャンペーンにも象徴的に用いられるようになったという。
本作は、6月6日(水)よりNIKE.COM及び一部のNIKE販売店で発売予定。コレクションに込められたその意義を感じた上で、ぜひあなたも手にとってみてほしい。
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【BRAND】NIKELAB/ナイキラボ
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