【五輪の選手村で織田信成が目撃した、ショーン・ホワイトの凄さ】 | BEST TiMESコラム

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五輪の選手村で織田信成が目撃した、ショーン・ホワイトの凄さ

織田信成さん2月毎日更新 Q15.オリンピックで印象に残っている選手は?

バンクーバーオリンピック出場の経験を持つ、織田信成さん。また、現在開催中の平昌オリンピックでは、テレビ朝日系のキャスターとして活躍中。選手としてもキャスターとしてもオリンピックを経験した織田さんが、一番記憶に残っている選手とは?

緊張している気配さえない、心の強さ

 

――今までのオリンピックで出会った、印象に残っている選手は誰でしょう。

 オリンピックに出場するほどの選手ですから、全員と言っても過言ではないかもしれません。その中でも、特にストイックな選手はオーラでわかります。近寄りがたい雰囲気があるんです。目の前に立つだけで圧倒されてしまうような。ただ、フィギュアスケートの日本選手は皆仲が良いので、選手村では結構和気あいあいとしていますけど。

――選手村では、皆さんリラックスしているんですか?

 試合会場ではすごくピリピリしている選手も、選手村では笑顔を見せていますよ。現役時代で特に印象に残っているのが、スノーボード男子ハーフパイプのショーン・ホワイト選手ですね。世界トップの実力を持つ偉大な選手ですが、選手村では終始イエェーイ!って感じで、異様にテンションが高いんです(笑)。いくら選手村ではリラックスしている選手が多いといっても、ある程度の緊張感は持っているものですが、ホワイト選手はまるでその気配さえないんです。オリンピックを心から楽しんでいる感じでした。正直、その強心さは羨ましかったですね(笑)。しかも、そんなラフな感じなのにぶっちぎりで金メダルとっちゃうんですから。

 

――ホワイト選手は例外かもしれませんが(笑)、良い結果が残せそうな選手かどうかは雰囲気でわかるものですか?

 絶対ではありませんが、良いコンディションの選手を見ると、自信がオーラになって出ていると思います。スポーツは一発勝負です。いざ本番を迎えると思い通りにいくことなどほとんどありませんが、練習をしっかりと積み重ねていると、それが自信となって支えてくれます。

〈明日の質問は……Q16.「 フィギュアスケートの日本選手たちは、皆仲が良さそうですね。」です。〉

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 2018年、平昌オリンピックの年に氷上のお殿様こと織田信成が、自身の、波乱万丈のスケーター時代など体験を交えながら、フィギュアスケートの魅力を皆さんにお伝えします。また、指導者であり解説者である厳しい視点は保ちつつ、初心者にこそわかりやすい、平昌オリンピックの見どころなどを解説。逆境でこそその強さと美を発揮してきた羽生結弦選手への思い、戦友・浅田真央さんへのメッセージ、松岡修造さんとの熱血対談も必読!

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織田 信成

おだ のぶなり

1987年生まれ。大阪府出身。高校3年時に世界ジュニア選手権で優勝を果たし、注目を集める。シニアデビューを果たした翌シーズン、トリノオリンピックの代表候補となるが、惜しくも選外に。2010年バンクーバーで初の五輪出場を果たす。2014年ソチ五輪出場をかけた全日本選手権で総合4位に終わり、五輪出場を逃すと同時に引退を表明。現在は関西大学アイススケート部監督を務めながら、解説者、プロフィギュアスケーター、タレントなどとして多彩に活躍中。


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  • 2018.01.25