《ネオパークオキナワのトロッコ列車》幻の沖縄県営鉄道『ケーピン』の面影を求めて、なんくるないさぁ気楽旅【女子鉄ひとりたび】30番線 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

BEST TiMES(ベストタイムズ) | KKベストセラーズ

《ネオパークオキナワのトロッコ列車》幻の沖縄県営鉄道『ケーピン』の面影を求めて、なんくるないさぁ気楽旅【女子鉄ひとりたび】30番線

すべての鉄道を乗りつぶした唯一の女性芸能人が行く、沖縄鉄道の旅5回目


元祖鉄道アイドル、今は「鉄旅タレント」として鉄道をアツく語る、木村裕子が日本各地の魅力的な路線を紹介する“女子鉄ひとりたび”『女子鉄ひとりたび』著・木村裕子より)。今回、彼女が訪問したのは、鉄道というよりは、ちょっと通好みなテーマパーク。なんとそこには、時刻表にも載っていないトロッコ列車が走っていた! 一体どういうことなのか? ちょっと詳しい鉄道マニアをも思わず唸らせる、知られざる施設をレポートしよう。


■戦前には沖縄本島にも、れっきとした鉄道が走っていた?

かなりの精度で復刻された軽便(ケーピン)。あえてセピア調で雰囲気出してみました

 沖縄には1週間滞在して、有名な「美(ちゅ)ら海(うみ)水族館」や「ひめゆりの塔」も巡った。

 車の免許を持っていなかったので、レンタカーは借りられないが、沖縄は今や世界的な観光地。有名スポットへはツアーバスや送迎もあって、アクセスは良好だ。

 絶対に外せなかったのは、「ネオパークオキナワ」。ここは自然を生かして広大なネットを張った園内に、鳥などの野生動物を放し飼いにしている、沖縄版サファリパークだ。

 亜熱帯特有の植物もあり、天然記念物のリュウキュウヤマガメヤンバルクイナなど絶滅危惧種の動物にも会える場所。アマゾン川を再現したガラス張りの水中トンネルがあり、頭上を巨大な魚が泳いでいき、迫力がある。

 でも私の目的は動物たちではなく、園内で再現されて走る「軽便(けいびん)鉄道」に乗ることだった。

 再現された名護(なご)駅の駅舎に入ると、煙の出ないバッテリー駆動式のSLにつながれて、窓のないトロッコ列車が止まっていた。きっぷ売り場では鯉のエサも売っている。

 きっぷと一緒に鯉のエサを買うなんて初めての経験だ。トロッコは、鳥や動物や植物を観察しながら園内を一周するので、観光列車に乗っている気分になる。

 さっき購入した鯉のエサは、鉄橋を渡るときに活躍した。車内から目下に広がる大きな池に向かって節分の豆のように投げると、鯉の大群が口を開けて寄って来た。走る列車から鯉にエサをやるというのも、初めての体験で興奮が止まらない。

 名護駅に戻ってきて、駅舎内の資料館に立ち寄る。ここもゆいレール展示館と同じで、北海道の記念切符や「オレンジカード」コレクションなどを始めとする、全国の鉄道グッズが並んでいて見応えがあった。

デカ盛りのゴーヤチャンプルーもペロリ!(写真・木村裕子)

 ホテルに戻る途中で沖縄の定食屋に入り、ゴーヤチャンプルーを注文。店内で流れていたテレビのニュースから、関東は数年に一度の大寒波で雪が積もり、鉄道は止まって交通が麻痺していると知って驚いた。

 一方、こちらは、クーラーの効いた店内で夏野菜の代表ともいえるゴーヤを食べている。なかなか現実感のないそのニュースに、夢と現実の境目がわからなくなるような感覚に陥った。

 沖縄の人は普段の全国ニュースを、こんな気持ちで見ているのだろうか。

(31番線へ続く)

KEYWORDS:

■ベストセラーズより、スゴイ鉄道の本が発売されるお知らせ

木村裕子さんもオドロキ! これ一冊ですべての鉄道が分かっちゃう、お役立ちの本が令和3年5月26日に発売されます。


■木村鉄道株式会社より大幅なダイヤ改正のお知らせ(鉄旅タレント卒業します!)

木村鉄道株式会社の社員のみなさん、関係者のみなさん、いつも応援して下さっているみなさんへご報告です。

わたくし鉄旅タレント木村裕子は、来年2021年5月30日(日)を持ちまして、鉄旅タレントから心理のお仕事へ大幅なダイヤ改正(肩書変更)することといたしました。

私には10代の頃、「芸能人になりたい!」と「心理に関するお仕事をしたい!」という2つの夢がありました。

19歳のときに「芸能人行き」の列車を選び、そこでやってみたい夢リスト100個を作って挑戦した結果、なんと芸歴19年でその100個を叶えることができました。

この100リスト達成をキッカケに、昨年からもうひとつの夢だった心理に関するお仕事を副業で始めたところ、有難いことに徐々にお客さんが増えていき、そちら1本で生活できるまでになりました。

心理の仕事の詳しい内容は、

★公式HP  「虐待で育った私が世の毒親問題をめった斬る!毒親との正しい戦い方教えます。」

★概要  30歳まで母の教え「お前は幸せになってはいけない」を守り続けたおバカ。19歳で家出、34歳で親と縁を切るなどを経て現在良好な親子関係に。その経験を生かしてブログ更新中♪  を参照してください。

そのためここでいったん鉄旅タレントに区切りをつけて、30代最後の挑戦として肩書きを変え、新型列車「解毒案内人」行きへ乗り換えすることを決めました。

肩書きは変わりますが、今まで同様、事務所はマセキ芸能社になります。

今後の鉄道関係のお仕事は、

肩書き:解毒案内人
名前:木村裕子
趣味・特技:日本の鉄道を完乗したレベルの乗り鉄(元鉄旅タレント)
主な活動:執筆、講演会、無料・有料相談、メディア出演など

という立場でもご依頼頂ける場合には、喜んでお受けさせていただきます!

(※いったん鉄道関連のお仕事をリセットするため、現在のレギュラーのお仕事は、来年5月末までに卒業という方向で話し合い中です。)

19歳のとき、「芸能界にコネもない、お金もない私がどこまで行けるか!?」と宣言し、ここまで木村鉄道に乗車&応援して下さったみなさんには本当に本当に本当に本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

そのため、今後のコロナの状況にもよりますが、あと半年間で出来るだけ全国あちこちでみなさんと会えるイベントやオンラインイベントが出来ればと思っています!

そしてイベントやメディア等への出演案件がございましたら、ぜひお声がけお待ちしています♪

リニューアルまであと半年、よろしくお願いいたします!

※木村鉄道の廃線ではありません。笑


■映画「電車を止めるな!~のろいの6.4km~」 木村裕子役で出演させて頂きました

廃線寸前の鉄道会社が企画した、起死回生の「心霊電車」企画
カメラを前に社員全員で必死に心霊現象を演出するが
視聴者からの厳しい書き込みで炎上していた。
しかし、丑三つ時に本物の霊現象が起こり始める。
電車は止まることなく走り続け、終着駅まであとわずか...
参加者、そして銚子電鉄の運命は───!?

上映場所のご案内・チケット購入はこちら→https://www.dentome.net/


■松浦鉄道たびら平戸口駅で「女子鉄ひとりたび」絶賛発売中!

松浦鉄道さんのご厚意により、裕子の本を置かせてもらいました! 
特別な特典はございませんが、旅の記念に、お土産に、もし見かけたら買ってくださいね。

オススメ記事

木村 裕子

きむら ゆうこ

タレント

元・鉄道アイドル。現・鉄旅タレント。

愛知県名古屋市出身。所属事務所はオフィス北野→マセキ芸能社。 幼少期から鉄道が好きで、元JR車内販売員を経て、元祖鉄道アイドルとしてデビュー。2015年に日本の鉄道全線完乗を達成。国内旅行業務取扱管理者の資格を持ち、カルチャースクールで講師も務める。

現在は「アメトーク(テレビ朝日)」出演など、テレビやラジオなど幅広いメディアで活躍中。


この著者の記事一覧

RELATED BOOKS -関連書籍-

女子鉄ひとりたび: “裕子流鉄道旅”に同行すると、日本が愛おしくなる
女子鉄ひとりたび: “裕子流鉄道旅”に同行すると、日本が愛おしくなる
  • 裕子, 木村
  • 2019.12.25