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「やり直し!」と言われないための仕事術

ミスの起きにくい仕事のやり方 トヨタ式で早く帰る③

3つのポイントに注意

 やり直しは本人だけでなく、上司にとっても、お客さまにとってもいやなものですし、面倒なものです。やり直しというムダな時間をなくすためには、以下の3つがポイントになります。

1、スタート時に納得しているか。分からないまま、曖昧なままスタートしない。
2、Y字路での報告など報連相を大切にする。
3、不良やミスを後工程に流さない。良いもの、納得のいくものだけをつくって後工程に送る自工程完結を大切に。

 たとえば、「フォーマットが違っている」のは、スタート時点の意思疎通の問題です。部下は「指示してよ」と考えがちですが、上司は「そんなの知っているはず」かもしれません。あるいは、スタート時点は正しくとも、AかBかというY字路で判断ミスが起きるかもしれません。さらには最終的な仕事の質が低くてやり直しになるかもしれません。

 だからこそ、こうした3つのポイントを抑えることが大切なのです。仕事のやり直しは誰にとっても辛く、時間のムダにつながるものです。「ダメならやり直せばいい」ではなく、最初から「やり直しのないより良い仕事」を目指すためにも「ミスの起きにくい仕事のやり方」を心がけることが大切なのです。

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桑原 晃弥

くわばら てるや

1956年広島県生まれ。経済・経営ジャーナリスト。慶應義塾大学卒。業界紙記者、不動産会社、採用コンサルタント会社を経て独立。人材採用で実績を積んだ後、トヨタ生産方式の実践と普及で有名なカルマン株式会社の顧問として、『「トヨタ流」自分を伸ばす仕事術』(成美文庫)、『なぜトヨタは人を育てるのがうまいのか』(PHP新書)などの制作を主導した。著書に『スティーブ・ジョブズ名語録』(PHP文庫)、『ウォーレン・バフェット成功の名語録』(PHPビジネス新書)、『伝説の7大投資家』(角川新書)、『トヨタのPDCA+F』(大和出版)など。バフェット関連書籍多数。


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