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『イッテQ 』20%超え連発の隠れた功労者

出川哲朗の人たらし術 生き残る芸能人のすごい処世術②

 長きにわたって芸能界の荒波を生き残る一流タレントの理由。『生き残る芸能人のすごい処世術』を上梓し、そのなかで彼・彼女らの秘蔵エピソードと仕事哲学を書いた芸能ジャーナリスト・城下尊之氏がみた出川哲朗(53)のすごさ。『世界の果てまでイッテQ!』などで大人気をほこる、元「抱かれたくない男」1位は、いかにしてここまでブレイクしたか。

30年間同じことをやり続けてきた強みがある。

他人の悪口を絶対に言わない

 リアクション芸人の代表格、出川哲朗に“第2次ブーム”が到来しているんだそうだ。

 言われてみれば、バラエティー番組やCMでの露出度が増えてきて、彼の顔を見ない日はないくらいだ。

 先日、イベントに登場してきた出川をマスコミが囲んで取材、最近の人気ぶりはなぜなのか、尋ねてみた。

「分かりませんよ。僕は30年、同じことをやり続けてきてるんで。時代が追いついてきたのかなって……、すみません」

 続けて、「太ってプクッとしてきたんですが、若い女の子が『カワイイ』って言ってるとか……。あ、いや、すみません、いま気持ち悪いことを言ったの、分かってますから」とウイットを交え低姿勢で答えた。

 確かに、10代の女の子たちが、ペット&ぬいぐるみ的なイメージで、カワイイと言うのだ。

 ずいぶん昔、名古屋ローカルの情報番組で、彼としばらく一緒に仕事をしたことがある。あの大きな独特の声と口調から、根っからのお笑いの人をイメージする人は多そうだが、話す内容はまっとうで常識的。それは昔も今も変わらない。その上、“いい人”だという評価も当たっていて、番組のプロデューサーや担当ディレクターの名前は当然だが、アシスタントディレクターの名前までしっかり覚えて話しかけているとか、誰に対しても悪口を絶対に言わないといった面もある。

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城下 尊之

しろした たかゆき

芸能ジャーナリスト

1956年福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。在学中から産経新聞でアルバイトをしていた経緯から、大学卒業後は、サンケイスポーツの文化部芸能担当記者となる。1982年『モーニングジャンボ 奥様8時半です』(TBS)の芸能デスクとなり、サンケイスポーツを退社、芸能リポーターに転身する。その後、数多くのワイドショー番組で活躍。現在の担当に『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)、『朝生ワイド す・またん!』(読売テレビ)、『バイキング』(フジテレビ)などがある。


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  • 城下尊之
  • 2017.10.20