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「感染症のプロ」はいるが「経済のプロ」はいない【中野剛志:日本経済の中心で専門家不在の危険を憂う】

◼️経済学者が、未だに財政健全化を主張し続けるお粗末な理由

 過去30年間、日本は、政府債務を減らそうとして、歳出抑制や増税を繰り返してきました。しかし、その結果、経済が停滞して税収が減少し、政府債務がかえって増える。それでまた、政府債務を減らそうとして経済の停滞を招き・・・という悪循環に陥ってきたというわけです。

 それにもかかわらず、小林慶一郎氏に限らず、ほとんどの経済学者が、未だに財政健全化を主張し続けています。

 それは、どうしてなのでしょうか。

 実は、信じられないかもしれませんが、根本の問題は、主流派の経済学者が「貨幣とは何か」を正しく理解していないというところにあります。だから、彼らは、処方箋を間違えるのです。詳しくは、『目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】』で分かりやすく解説していますので、ご覧ください。

 貨幣を正しく理解していない経済学者というものは、ウイルスを正しく理解していない感染症の専門家と同じくらい危険です。

 尾身先生は「感染症のプロ」と「経済のプロ」の両方が必要だとおっしゃりましたが、「経済のプロ」とされる主流派経済学者が、実は「貨幣」を正しく理解していないと知ったら、腰を抜かすでしょうね。

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中野 剛志

なかの たけし

評論家

1971年、神奈川県生まれ。評論家。元京都大学大学院工学研究科准教授。専門は政治思想。96年、東京大学教養学部(国際関係論)卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。2000年よりエディンバラ大学大学院に留学し、政治思想を専攻。01年に同大学院にて優等修士号、05年に博士号を取得。論文“Theorising Economic Nationalism”(Nations and Nationalism)でNations and Nationalism Prizeを受賞。主な著書に『日本思想史新論』(ちくま新書、山本七平賞奨励賞受賞)、『TPP亡国論』(集英社新書)、『日本の没落』(幻冬舎新書)など多数。


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