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【NHKマイルC】1800~2000m戦で適正の高い馬を狙え!

東京競馬場・5週連続GⅠの開幕を告げる3歳マイル王決定戦で輝くのはどの馬だ⁉


今回の重賞予想は5月10日(日)に行われる【NHKマイルC 東京 芝1600m】を取り上げる。征木由基人氏の結論ははたして……?


■1800mで2連勝中のボンオムトゥックに妙味アリ

厩舎、騎手の分析を中心としたバランス予想で、定職には就かずに馬券だけで生活している生粋のギャンブラー・征木由基人氏に、【 NHKマイルC】的中に向けてのヒントをもらった。


もう当たり前になってしまった無観客競馬。今週もGⅠ・NHKマイルCが開催される。ただ、その前に、本日9日は京都競馬場で京都新聞杯が行なわれる。

そこで注目を集めているのがアドマイヤビルゴ。2017年のセレクトセールで当歳史上最高価格である5億8000万(税別)で落札されたこともあり、この世代では注目を集めた1頭だった。

しかし成長が遅く、体も小さくデビューは今年の1月。日に日に評価を下げていたが、いざ走らせると2戦2勝。特に前走の若葉ステークスは勝ちっぷり、時計ともに文句なし。皐月賞でコントレイルとサリオスの2頭が、世代では抜けているという評価が揺るがなくなった今、“第3のダービー候補は?”とファンにアンケートを取れば、上記2頭とは未対決とあって、真っ先に名前が挙がる1頭にまで出世した。

そんな同馬の鞍上は今まで武豊騎手であったが、今回は藤岡康太騎手に替わった。それは誰もがご存じの通り、コロナの影響で“土日で異なる競馬場への移動は禁止”というルール下で開催されているからだ。武豊騎手はNHKマイルCの有力馬、サトノインプレッサで日曜の東京競馬場での騎乗が決まっていたため、ルール上、どうしてもアドマイヤビルゴの騎乗を諦めるしかなかったのだ。

しかし武騎手は4月23日のブログで、このルールについて下記のような不満を訴えている。

『5月は東京でのGⅠが続くため、土曜日の京都に大事なレースがあったとしても諦めざるを得ない形。決定の趣旨は理解するところですが、GⅠについては幅をもたせてほしいというのが本音です』

具体的な馬名こそ出してはいないがアドマイヤビルゴに対しての未練であることは明白。

ただ、このブログに対して世間からは批判的な声が集まった。開催させてもらっているだけでもありがたく思えと…。

武豊騎手に失望したという声すら挙がる始末。とはいえ武騎手も普通のおじさんになっているのだと、個人的には安心したのが正直な気持ち。長年、競馬のアイコンとして神様の役割を担ってきた“武豊”も今年は51歳。競馬のイメージアップのため、すべての言動に注意しながら何十年も生活してきたが、世間の空気とズレが生じてしまうのは年齢的にもアタリマエな話。

コロナ自粛に対しても、若い人間の方が過剰に声を挙げている印象で、正直戸惑っている我々中年もかなりの数が存在している。競馬版の自粛厨が湧いて攻撃した武豊騎手の活躍を願いつつ、みんな歳を取るんだと再認識した出来事だった。一安心ですね(笑)。

では、NHKマイルCの話。ここまで書いて⑰サトノインプレッサを本命にはしません(笑)。

私が注目しているのは横山典騎手鞍上の⑧サクセッション。毎年、NHKマイルCを予想するときに、1200、1400、1600、1800、2000とベストの距離はどこなのかを全馬考える。昨年は1600mを得意とした馬が勝利したが、基本的には1800~2000mに適正がある馬を買うのが、このレースのセオリー。人気を集めるであろう②タイセイビジョンや③レシステンシアのベストは1400mの印象が強く軸には推しづらい。

そういう観点から、スプリングSで3着の⑧サクセッション、毎日杯勝ちの⑰サトノインプレッサ。そして人気はないが、1800mで2連勝している⑫ボンオムトゥックに魅力を感じるのだ。


<『競馬最強の法則』編集部による“最強”予想
◎⑧サクセッション
〇⑰サトノインプレッサ
▲⑫ボンオムトゥック
△②タイセイビジョン
△③レシステンシア
△⑭ルフトシュトローム
△⑯ストーンリッジ

【3連単マルチ】
⑧ ⇒ ② ③ ⑫ ⑭ ⑯ ⑰

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征木 由基人

まさき ゆきと

小さい頃から競馬場が動物園代わりで毎週のように父へ連れられて東京競馬場へ。まだ30代だが90年代の競馬にインスパイアされており、厩舎&騎手の勝負パターンに精通している馬券師。JRAだけでなく地方競馬にも精通している根っからの競馬好き。データだけではなく人間の思惑などを取り入れた予想手法はAI系全盛時代の予想術に一石を投じることになるだろう。netkeibaでも馬券予想家として活躍中。  

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