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人気のあるJKリフレの女のコは「説教客は常連チャンス」だと考えてとにかく傾聴する

見えない買春の現場 「JKビジネス」のリアル 第8回

■「婚活トレーニングジム」としてのJKビジネス

 その一方で、JKリフレに通い続けることによって、男性が女性とのコミュニケーション・スキルを獲得できる場合もあるという。

桑田「キャバクラはお酒に頼れる。風俗は射精に頼れる。リフレは何も無い個室の中でのサービスなので、男も女も本気でコミュニケーションをとりあわないと場が持たない。否が応でも何かを話さなければいけない。だから男性のコミュ能力が上がる。
 リフレの店内で何回も何回も女性と接していると、経験値がたまっていき、実生活に活かされる。常連客は女性にモテるようになることがあります。リフレのおかげで女性とのコミュニケーションがうまくできるようになった、女性社員とのやりとりが円滑にできるようになった、というサラリーマンの人もいました。変な話、男性にとっての恋愛リハビリやトレーニングの場になっているのかもしれません」

 JKリフレは、男性にとって「婚活トレーニングジム」の場として機能しているのかもしれない。JKリフレに行かなければ女性とのコミュニケーション・スキルを学べない男性の存在、そしてJKリフレ以外にトレーニングの場が無い社会状況は、それ自体が大いに問題だという見方もできるが、それも一つの現実なのだろう。
「見えない買春の現場 『JKビジネス』のリアル」より構成)

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坂爪 真吾

さかつめ しんご

1981年新潟市生まれ。一般社団法人ホワイトハンズ代表理事。東京大学文学部卒。



新しい「性の公共」をつくる、という理念の下、重度身体障害者に対する射精介助サービス、風俗店の待機部屋での無料生活・法律相談事業「風テラス」など、社会的な切り口で、現代の性問題の解決に取り組んでいる。2014年社会貢献者表彰、2015年新潟人間力大賞グランプリ受賞。著書に『セックスと障害者』(イースト新書)、『性風俗のいびつな現場』(ちくま新書)、『はじめての不倫学』(光文社新書)などがある。


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  • 坂爪 真吾
  • 2017.02.09