Perfumeの振付師・MIKIKOの“裏側好き”をつくった原体験「ドキュメンタリーやメイキングが大好きだった」 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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Perfumeの振付師・MIKIKOの“裏側好き”をつくった原体験「ドキュメンタリーやメイキングが大好きだった」

MIKIKOさん2月毎日更新 Q12.幼い頃から舞台やミュージカルを見ていたというMIKIKOさん。今でも印象に残っている作品は?

自らが舞台に立つよりも、舞台に立つ人の演出を裏側でするほうが好き、という演出振付家のMIKIKOさん。そんな彼女の根底にあるのは幼いころの感動なのかもしれません。

舞台に裏側があることを知ってわくわくした子ども時代

 広島で育った幼い頃から、母がよく舞台を見に連れてってくれていました。「親子劇場」という会に母が入会していて、指人形からミュージカルまで、広島に来たいろんな舞台を見せてくれていたんです。

撮影/杉田裕一 [POLYVALENT]

 舞台自体よりも大きな影響を受けたのは、父が広告代理店で働いていたので、子供のころにライブを関係者席で見られたり、舞台裏を見られたことだと思います。広島市で開催される「フラワーフェスティバル」という大きなお祭りがあるんですが、楽屋やステージ裏を見せてもらえたことがあって、ものすごく興奮しました。「ミポリンが明日この楽屋に来るんだよ」なんて言われて、「舞台に裏側があるんだ!」ってことを知って驚きましたし。「ステージに出る前に?この部屋で?えーお化粧とかするんだ!」って、世界の秘密を覗き見たような気分だった。
 振付師という職業を知ったのも、米米CLUBのライブを裏で見せてもらったのがきっかけです。確か振り付師の方がダンサーもやられていて、その時にはじめて「振り付け」という言葉を覚えました。踊りを作る人がいるんだーと感動したのを今でも覚えています。普通の広島の子が知らないことを、たくさん教えてもらいました。
 今思えば、そんな幼いMIKIKOちゃんはドキュメンタリーやメイキング映像を見るのが好きだったんです。舞台を客席から見るのも好きだったけど、舞台から降りた人が通る道を見るのがおもしろかった。根底にこういう経験があって、今につながってるのかもしれませんね。

明日の第十三回の質問は、「Q13.MIKIKOさんにとっての恩人は誰ですか?」です。

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MIKIKO

演出振付家。

Perfume, BABYMETALの振付・ライブ演出をはじめ、様々なMV・CM・舞台などの振付を行う。

メディアアートのシーンでも国内外で評価が高く、新しいテクノロジーをエンターテインメントに昇華させる技術を持つ演出家として、

ジャンルを超えた様々なクリエーターとのコラボレーションを行っている。

また、ダンスカンパニー「ELEVENPLAY」を主宰。

4月15日・16日開催の、東京ドームに誕生するGallery AaMoのこけら落としイベント

『Rhizomatiks Research × ELEVENPLAY Dance Installation at Gallery AaMo』で待望の新作が発表される。

公式サイトはこちら


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