中国がいくらあがいても、全盛期の大日本帝国の状態には到底いたらない!!

 また、中国がタヒチなどの太平洋の軍事政権を巻き込んで悪さをしようとしたところで、最大限大法螺(おおぼら)を吹いても、「太平洋を分割しよう」というような妄想を言うのが精一杯です。

 ハワイに攻めこむ根性などないわけです。

 かつての大日本帝国は帝国海軍が強かったので、ハワイを起点に太平洋の半分を勢力圏にしていました。

 本来、ハワイを持っているのであれば、四分の三がアメリカのものになっていてもおかしくありません。現に、第一次世界大戦のときに、南太平洋の島々が全部日本の勢力圏内に入り、それがまさにアメリカの脅威になりました。

 それと比べると、中国は人民解放軍が絶頂期の大日本帝国まで追いつくのに何年かかるかという程度の国です。

 キューバも含めて中南米も、アメリカが本気になったら鎧袖一触(がいしゅういっしょく)です。 

 オバマが国交を回復してしまいましたが、実は、キューバがいるから南北アメリカ大陸の国はみんな結束できるのです。

 南米にしたって、ペルーのフジモリ政権をオルブライトが転覆するなどのCIAの悪さに対して、どの国が何年かかったらアメリカに逆襲できるのかという話です。

 やはりアメリカというのは田舎のガキ大将で、南北アメリカ大陸は俺のもの、自分の勢力圏だというモンロー主義を信奉しています。そもそもアメリカ人は自分で流したデマを自分で信じる性癖があります。

テディ・ベアでおなじみローズベルト大統領

 セオドア・ローズベルトですら、「モンロー主義でアメリカ大陸をヨーロッパから守って解放した」と本気で信じて、桂太郎に説教していたほどです。

 ちなみに、桂はそんな戯言は真に受けませんでした。

 ところが、昭和になると政治家の劣化が甚だしく、大陸浪人の広田弘毅(ひろたこうき)や天羽英二(あもうえいじ)は本気で信じて、「アジアモンロー主義」とか言い出しています。

 それはさておき、アメリカ人はめちゃくちゃ打たれ弱いので、打たれない位置にいることが大事な人たちです。