【「日本代表」が難しい存在である理由 <br />目指すべきか、目指さざるべきか――岩政大樹の経験論】 | BEST T!MESコラム

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「日本代表」が難しい存在である理由
目指すべきか、目指さざるべきか――岩政大樹の経験論

「現役目線」――サッカー選手、岩政大樹が書き下ろす、サッカーの常識への挑戦

■「日本代表」の選手が難しい理由

 

 最近、日本代表のメンバー選考について、たくさんの意見を目にします。

 ヨーロッパでプレーする選手が増えるにつれ、いつからか海外組と国内組という区分がされるようになり、リーグの違いから一概にそれぞれの結果を比べることが難しくなり、それをどう捉えるかによって様々な議論がされるようになりました。サッカーの場合、評価の仕方は人それぞれなので尚更、そうした議論は尽きない状況になってしまいます。

 ただ、これは今に始まったことではなく、サッカーがサッカーであり、ワールドカップが4年に一度である限り、いつまでも起こることだと思います。

 日本代表監督に就任すれば誰もがまずは色んな選手を手元において見てみたいと願い、たくさんの選手を召集します。その間、選手はだれもがチャンスだと思い、アピールに躍起になります。

 お試し期間を過ぎると、今度はチームを固めていく期間に入ります。これは大体、今の日本代表のように、ワールドカップの最終予選を戦う時期にあたります。この時期に新たに加わってきた選手を試すことよりも、それまで作ってきたチームで戦う方がリスクが少ないと考えるのは当然でしょう。

 日本代表で難しいのはそのチームを固めるに至るまでの期間が1年あるいは2年と長いことだと思います。もう一度、チームを壊して作り直すのは最終予選が終わってからにせざるを得ず、その間に旬を迎えた選手をどうチームに組み込んでいくかはとても難しい問題だと思います。

 
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岩政 大樹

いわまさ だいき

東京ユナイテッドFC

サッカー選手

1982年1月30日生まれ、35歳。187cm/85kg。ポジションはセンターバック。

山口県出身。周東FC、大島JSCを経て岩国高校サッカー部でプレー。東京学芸大学在学中に注目を集め、2004年鹿島アントラーズに加入。

2007年~2009年鹿島アントラーズのJリーグ3連覇に貢献。自身も3年連続Jリーグベストイレブンに選出される。

2013年鹿島アントラーズを退団。2014年にはタイプレミアリーグのテロサーサナでプレー、翌年ファジアーノ岡山に加入。

強さとクレバーさを兼ね備えたプレーでディフェンスラインのリーダーとして活躍する。2017年シーズンより関東サッカーリーグ1部の東京ユナイテッドFCに加入(コーチ兼任)。東京大学サッカー部コーチも兼任。

2016年シーズン終了現在で、J1通算290試合出場35得点、J2通算82試合で10得点。日本代表国際Aマッチ8試合出場。

2017年9月初の著書『PITCH LEVEL 例えば攻撃がうまくいかないとき改善する方法』を上梓。


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