【アメリカは織田信長で止まっている国!!①<アメリカ人の世界観>】 | BEST T!MESコラム

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アメリカは織田信長で止まっている国!!①<アメリカ人の世界観>

ナマハゲはアメリカでは撃ち殺される!?

嫌でも日本に大きく影響を与えるアメリカ大統領選挙。今、アメリカでは何が起きているのか? そもそも大統領選挙とはどういうものなのか? 主要なアメリカ大統領を採点しながら、日米史を振り返る、絶賛発売中の『大間違いのアメリカ合衆国』。その中でも基本的なアメリカの国体を倉山満先生に斬っていただきます。

アメリカはいまだに刀狩りが行なわれていない!?

 大まかにざっくり言うと、アメリカは「織田信長で止まっている国」「豊臣秀吉以前の国」です。どういうことかと言うと、アメリカは「織田信長が幕府を開いたら、こうなる」という国だからです。さっぱりわかりませんね。だと思います。一つひとつ説明しますので、ご安心を。

 「銃を持つことが人権だ」とか、「democracy with a gun」(「銃と共にある民主主義」)と言って、法の支配のための市民の武装解除すらできていませんし、する気配もありません。

    逆に、市民が「これがアメリカの伝統であり、誇りであり、絶対にこの権利は奪わせないぞ」という動きが強まっていて、市町村によってはオープンに銃を持つことが義務の町もあるくらいです。

 さすがに日本の室町時代ほど混沌とはしていませんが、豊臣秀吉の「刀狩」以前の段階なのです。

 『ビバリーヒルズ高校白書』というドラマにも描かれていたように、アメリカ人の理想の家は丘の上にあって、壁に囲まれています。

 アメリカ人は誰に襲われるか分からないという恐怖感が建国の本能なので、見晴らしの良い場所で、自分の土地を壁で囲んで守り、さらに銃を持って、自分の身は自分で守れることが市民の証という世界観です。

 日本の壁がない文化とは対照的です。

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倉山 満

くらやま みつる

憲政史研究家

1973年、香川県生まれ。憲政史研究家。

1996年、中央大学文学部史学科国史学専攻卒業後、同大学院博士前期課程を修了。

在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、2015年まで日本国憲法を教える。2012年、希望日本研究所所長を務める。

著書に、『誰が殺した? 日本国憲法!』(講談社)『検証 財務省の近現代史 政治との闘い150年を読む』(光文社)『日本人だけが知らない「本当の世界史」』(PHP研究所)『嘘だらけの日米近現代史』などをはじめとする「?だらけシリーズ」『保守の心得』『帝国憲法の真実』(いずれも扶桑社)『反日プロパガンダの近現代史』(アスペクト)『常識から疑え! 山川日本史〈近現代史編〉』(上・下いずれもヒカルランド)『逆にしたらよくわかる教育勅語 -ほんとうは危険思想なんかじゃなかった』(ハート出版)『お役所仕事の大東亜戦争』(三才ブックス)『倉山満が読み解く 太平記の時代―最強の日本人論・逞しい室町の人々』(青林堂)『大間違いの太平洋戦争』『真・戦争論 世界大戦と危険な半島』(いずれも小社刊)など多数。

現在、ブログ「倉山満の砦」やコンテンツ配信サービス「倉山塾」(https://kurayama.cd-pf.net/)や「チャンネルくらら」(https://www.youtube.com/channel/UCDrXxofz1CIOo9vqwHqfIyg)などで積極的に言論活動を行っている。



 


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