「就活中ですが、自分がやりたいことが分からなくなってしまって…」そんな悩みに答えよう【角田陽一郎×加藤昌治】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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「就活中ですが、自分がやりたいことが分からなくなってしまって…」そんな悩みに答えよう【角田陽一郎×加藤昌治】

「お悩み"あんちょこ"相談会 」第3回


皆さまこんにちは。「あんちょこ通信」編集長のカイノショウです。

97日に代官山蔦屋書店で開催された『仕事人生あんちょこ辞典』発売記念トークイベント「お悩みあんちょこ相談会」。

1時間半にわたるイベントの間ずっと、視聴者の方から頂いたお悩みにポンポン答え、次々と新たな「仕事のあんちょこ」が生み出されました。

今回取り上げたのは、仕事人なら誰もが経験した「就活」のお悩みです。


 


 ■ペンネーム「桃栗三年」さん(20代、学生、埼玉県)のお悩み

 

「就活中なのですが、進めていく上で、やりたいことが分からなくなってしまいました。どうスタートし直したらいいでしょうか?」

 


自分にぴったりの仕事に巡り逢えるか、就活の時期は誰しも不安ですよね。角田さん・加藤さんはどんな経験をしてきたんでしょうか……。

 

 ■就活には3種類ある

 

角田:僕は今社会人入学で東大の博士課程に所属してるので、若い人との交流は比較的多いんですけれど、同じような悩みを抱えてる人は結構いますね。

 

加藤:俺たちが若い頃も、「やりたいこと」なんてそんなに無かったよね。

 そこで、このお悩みを持っている人に云いたいことが2つあります。

 まずはじめに、おそらく今就職活動されてる方って、最初に入った会社に定年までいる確率は昔ほど高くないですよね。ってことは、どこかで会社を変える可能性も充分あるわけだから、長いスパンで見てみてもいいんじゃないですか? という提案。

 もう1つの云いたいことは、いわゆる「就活」って3種類あると思うんです。

 1つ目は「就社」、つまり「その会社に入ること」。

 面接でよくあるいじわるな質問に、「営業をやりたいんです」って人に対して「経理に配属されたらどうする?」みたいに訊くのがあるじゃないですか。

 

角田:ああ、質問されますね。

 

加藤:そういう時に「いや御社に入りたいんです」って答えるのがよくある解答なわけですが、それが「就社」。

 2つ目は「就職」。この人は、今の質問に対しては「営業という職業に就きたい」と答えることになるよね。

 

角田:つまり、営業ならどのジャンルでもいいんだね。

 

加藤:だから「経理に行くことになったらどうする?」と訊かれたら、「いや、行きません」みたいに答える。「営業という職業に就く」=「就・職業」という考え方だね。

 そして3つ目は、かとうは「就業」と云ってるんですけど、「その業界になんとなくいたい」というもの。

 

角田:あー、なるほど。テレビはそれが多いかもしれない。

 

加藤:ということで、就活・就職と云った時には3種類あると思うんですよ。(以上は『仕事人生あんちょこ辞典』「キャリアデザイン」の項目も参照)

 質問者の方への回答として、「自分がやりたいと思っていることは、この3つのうちのどれなのか」を一度振り返ってみるだけで、結構変わるような気がするな。

 

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角田陽一郎×加藤昌治の「お悩み“あんちょこ”ライブ相談会』

10月13日(水)20時〜 YouTube無料ライブ配信!!

 

『仕事人生あんちょこ辞典』の著者、バラエティプロデューサー角田陽一郎とベストセラー『考具』の加藤昌治がYouTubeで生配信!

■「あんちょこ相談会」無料ライブ配信視聴のURL

https://youtu.be/TL2u2dysN7o

 

皆様の仕事の人生のお悩みに応えます! ぜひご参加ください!

お悩みは、

●名前(ペンネーム可)

●大体の年齢

●一応性別

●なんとなくのご職業

●お住まいの都道府県的なもの

●ご相談内容

などを明記して下記のメールアドレスまでお願いいたします。

anchokojiten@gmail.com

 

■あんちょこ相談会web

https://anchokojiten.themedia.jp/posts/21528421

 

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角田 陽一郎/加藤 昌治

かくた よういちろう かとう まさはる

角田 陽一郎(かくた・よういちろう)

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者 

千葉県出身。千葉県立千葉髙等学校、東京大学文学部西洋史学科卒業後、1994年にTBSテレビに入社。「さんまのスーパーからくりTV」「中居正広の金曜日のスマたちへ」「EXILE魂」「オトナの!」など主にバラエティ番組の企画制作をしながら、2009年ネット動画配信会社を設立(取締役 ~2013年)。2016年TBSを退社。映画『げんげ』監督、音楽フェスティバル開催、アプリ制作、舞台演出、「ACC CMフェスティバル」インタラクティブ部門審査員(2014、15年)、SBP高校生交流フェア審査員(2017年~)、その他多種多様なメディアビジネスをプロデュース。現在、東京大学大学院にて文化資源学を研究中。著書に『読書をプロデュース』『最速で身につく世界史』『最速で身につく日本史』『なぜ僕らはこんなにも働くのだろうか』『人生が変わるすごい地理』『運の技術』『出世のススメ』、小説『AP』他多数。週刊プレイボーイにて映画対談連載中、メルマガDIVERSE配信中。好きな音楽は、ムーンライダーズ、岡村靖幸、ガガガSP。好きな作家は、ホルヘ・ルイス・ボルヘス、司馬遼太郎。好きな画家は、サルバドール・ダリ。

                                                             

加藤 昌治(かとう・まさはる)

作家/広告会社勤務

大阪府出身。千葉県立千葉髙等学校卒。1994年大手広告会社入社。情報環境の改善を通じてクライアントのブランド価値を高めることをミッションとし、マーケティングとマネジメントの両面から課題解決を実現する情報戦略・企画の立案、実施を担当。著書に『考具』(CCCメディアハウス、2003年)、『発想法の使い方』(日経文庫、2015年)、『チームで考える「アイデア会議」考具応用編』(CCCメディアハウス、2017年)、『アイデアはどこからやってくるのか 考具基礎編』(CCCメディアハウス、2017年)、ナビゲーターを務めた『アイデア・バイブル』(ダイヤモンド社、2012年)がある。           

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