今回の重賞予想は3月22日(日)に行われる【阪神大賞典 阪神 芝3000m】​【スプリングステークス 中山 芝1800m 】を取り上げる。征木由基人氏の結論ははたして……?

■父ディープインパクト・母カンビーナの血統に期待!

 厩舎、騎手の分析を中心としたバランス予想で、定職には就かずに馬券だけで生活している生粋のギャンブラー・征木由基人氏に、【阪神大賞典】とスプリングステークス】的中に向けてのヒントをもらった。


 今週は金曜・土曜・日曜の変則開催だが、無観客競馬は続いておりスタンドは静まり返っている。20日の阪神競馬では、メインレースで断然人気が予想された馬を含む2頭が出走を取り消し8頭立てに。7Rでも5頭立てとボートレース以下の出走頭数となった。

 極めつけは来週行われるドバイワールドカップの馬券発売が中止になる可能性が出てきたという。ネットの普及により他のスポーツよりは損害が少なかったと言われている競馬とはいえ、新型コロナウイルスの脅威がジワジワとJRAの首を締めにかかってきたのは明らかだ。

 いつもは『しっかりしろ!JRA!!』と思うことが多いのだが、今回は『耐えてくれ!JRA!!』という気持ちだ。

 今週も含めて、春GⅠに向けてトライアルレースは着々と進んでいるが、そもそも本番が無事に行われるのか…。その保証が日を追うごとに薄れてきており、トライアルレースの予想になかなか身が入らない。

 似たようなケースで言えば、26日に宮城から始まる聖火リレー。オリンピックの開催自体が怪しい雲行きになりかけているのに、笑顔で聖火を運びながら走るなんて、もはやコントでしかないが、とにかく一刻も早く新型コロナ騒動が収まってほしい。願うのはただそれだけだ。

 それでは今週の予想に入ろう。先ほど書いたように春のGIシリーズは確実に行われるのか、謎(未定)な状態だけに、「先を見据えた仕上げ」をしてくる陣営がいるのかがカギとなる。阪神大賞典であれば大目標がしっかりと定まっているキセキユーキャンスマイルの取捨がポイントだろう。

 正直、この2頭の力が2枚も3枚も抜けている。穴党が狙うポイントとしては、「ここが勝負!」の馬を探し出して、上位馬に一矢を報いるかどうか。それしかない。

 その候補としてオススメしたいのはトーセンカンビーナ。もともと高い素質を持っている馬だが、出世を妨げていたのがゲートの悪さ。ただ今回は無観客開催を逆手にとって平常心のままにレースに出ることができれば、ここで大仕事を成し遂げる可能性を秘めている。

 そして、この流れのまま、スプリングステークスの展望もしたい。というのも、私の注目馬はトーセンカンビーナの全弟にあたるファルコニア。前走のあすなろ賞(小倉・1着)は、けっして同馬向きの馬場とは言えない荒れた状態の中、勝利を収めた。こういうケースでは、『意外と適性があった』『克服した』と表現されることが多いが違う。能力が抜けすぎていて苦手の舞台でも走ったのだ。

 これは先週の金鯱賞で、今まで一度も勝ったことのない左回りを勝利したサートゥルナーリアにも言えることで、1度勝っただけでは『左回りを克服』とは言えないのだ。常に相手あってこその競馬なのである。

 だからこそ、馬場適性など関係なく、実力を十分備えているファルコニアの走りに期待が高まるのである。


<『競馬最強の法則』編集部による“最強”予想  >

【阪神大賞典】
◎④トーセンカンビーナ
〇⑨キセキ
▲⑩ユーキャンスマイル


馬連
④ ⇒ ⑨ ⑩
3連複
④-⑨-⑩
【スプリングステークス】
◎⑤ファルコニア
〇⑨サクセッション
▲⑧アオイクレアトール
△②シルバーエース
△③ヴェルトライゼンデ
△④ココロノトウダイ


3連単・1着固定
⑤ ⇒ ② ③ ④ ⑧ ⑨