今回の重賞予想は2月9日(日)に行われる【東京新聞杯 東京 芝1600m 】を取り上げる。征木由基人氏の結論ははたして……?

■近年のトレンド4歳馬が主役!人気落ちのクリノガウディも魅力

 厩舎、騎手の分析を中心としたバランス予想で、定職には就かずに馬券だけで生活している生粋のギャンブラー・征木由基人氏に、【東京新聞杯的中に向けてのヒントをもらった。


 皆さん、こんにちは。征木由基人です。

 先週の根岸S。読者の皆さんにオススメしたスマートアヴァロン(9番人気)は、単勝39.0倍という人気薄にも関わらず3着に激走しました。3連単・約7万円という高配当を演出するのに一役買ったが、肝心の馬券は…。その理由は本当に簡単で、勝ったモズアスコットを完璧に切った点に尽きます。

 モズアスコットは3番人気。9番人気の馬を推薦しておきながら、3番人気の馬を買っていないのは、「私のミス」と糾弾されがちですが、そんなことはありません。レースが始まるまで、いやモズアスコットのスタートの出が悪いのを確認し、4コーナーを回ってくるまで、“モズアスコットは絶対来ない!”ということに自信を持っていたのです。

 もっと言えば、今でもその予想は正しかったように思えます。もちろん「予想を外して正しいも何もない」という怒りの声は届いて当然。

 私がメディアを通じて予想を出すようになって、約1年が過ぎました。これが本当に難しいところで、個人で楽しむ分には「勝負に負けたが気にする負けではない」で片づけることができたのですが。

 決して強がりではなく、ここでモズアスコットを買う人間はトータルで捉えれば競馬に負ける人間であると思っています…。もしくは「天才的な勘の持ち主」。これに私はならなければいけないのです。

 私の信念として、予想家としてメディアに予想を出すのに、もっとも大事なのは「空気を読むアンテナの感度と勘の鋭さ」だと考えています。だから、普段は絶対買えないモズアスコットでも、激走の空気を読まなければいけませんでした。データ派、指数派は絶対買えない馬。実際、本命を打った予想家はどのメディアにもいなかったし、多くの予想家が最下位でもおかしくないと思っていたはずです。だからこそ、私のような空気を大切にする予想家は当てなければいけなませんでした。本当に反省の1週間を過ごしました。

 それを踏まえたうえで、今週の東京新聞杯。昨年の勝ち馬は、19年の最優秀短距離馬・インディチャンプ。そして、一昨年は昨年の年度代表馬リスグラシューと、シーズンオフの気楽なGlllとはいえない性格へと変わって来たレースです。

 その観点から、今回のメンバーで後のGIホースになりそうな馬を探せばよいのですが、参戦したほとんどが今回の1着賞金3900万円がキャリアハイになりそうな馬ばかり。血統馬である6歳馬サトノアーサー、5歳馬レイエンダレッドアヴァロンが、このレースを機に連勝街道へ…とは到底考えにくい。やはり、近年のトレンドとなっている未来が明るそうな4歳馬を狙うべきでしょうか。

 中心視したいのはヴァンドギャルド。昨年はきさらぎ賞、毎日杯と連続して1番人気になった素質馬です。そこで結果を出せなかったのは、TMや陣営の評価より活躍する時期が後ろにズレていたからだと考えられます。実際、秋になって条件戦を3連勝。3歳重賞と古馬重賞を並べることに無理はありますが、同じ重賞(Glll)でも格式とイメージから「きさらぎ賞 >東京新聞杯」は明らか。きさらぎ賞で1番人気になった馬が東京新聞杯を勝つことに役不足ということはないでしょう。

 昨年インディチャンプで勝った福永騎手というのも、良いイメージしか湧いてきません。きさらぎ賞では単勝2.0倍。今回はその時よりは人気がないはずで、3倍くらいでもオイシイと言えるでしょう。

 もう1頭気になるのがクリノガウディー。3走前は差し決着とはいえ、東京マイルでGIホースらを相手に差のない4着。新聞紙上では3着までしか数字が出ないため、東京芝は【0.0.0.3】と書かれてしまいますが、安易に苦手と見限るのは早計でしょう。こういう些細な部分で人気が落ちてこそ、ギャンブルとして花が咲く。積極的に狙ってみたい1頭です。

 


<『競馬最強の法則』編集部による“最強”予想  >

【東京新聞杯】
◎ヴァンドギャルド
〇クリノガウディ
▲レッドヴェイロン

△プリモシーン
△クルーガー

△サトノアーサー
△レイエンダ
△ドーヴァー

3連単2頭軸マルチ
②  ⑬ ⇒ ① ④ ⑤ ⑥ ⑨ ⑯ 
馬単1着固定
②⇒① ④ ⑤ ⑥ ⑨ ⑬ ⑭ ⑯