2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』がいよいよスタートする。
主人公・明智光秀は京都の丹波・丹後地方とのゆかりが深い。
ここで関わった細川幽斎、忠興、ガラシャという4人の絆とともに、
戦国ドラマの舞台となった各地の史跡を巡る旅をご提案!

■光秀と丹波の関わり
四人の絆?各地の祭り

 戦国屈指の知将にして、領民にも慕われたといわれる名将・明智光秀。その娘には美しき容貌を持ち、キリシタンとしても名高いガラシャがいた。そして、ガラシャの嫁ぎ先が名門として知られた細川氏である。

京都府福知山市・福知山城
天正7年(1579)ごろに丹波平定に成功した明智光秀が新たな拠点として築城した。

 当代一流の文化人にして古今伝授の相伝(そうでん)者・細川幽斎(藤孝)、そして彼の世継ぎでガラシャの夫となった細川忠興(ただおき)。この親子は織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑(さんえいけつ)の時代を巧みに生き抜いて、熊本藩の礎を築くにいたった。

 光秀・ガラシャ・幽斎・忠興の4名は乱世の激動を生きた父と娘、父と息子、夫婦だった。その生きざまは長い日本史の中に燦然と輝き、後世にも強い影響を与え続けている。

 かつて彼らが活動の拠点とした場所、丹波と丹後は現在の京都府内各市町に地名を宿し、ゆかりのお祭りも毎年、行なわれる。その地に点在する城跡や古戦場、公園を巡り、4人の活躍に想いを馳せてみてはいかがだろう。

 

■福知山市・お城まつり

光秀が築いた城下町・福知山で盛大に行われる春のお祭り。ご当地キャラも大勢登場(4月)。

 

■長岡京市・ガラシャ祭

勝龍寺城に嫁いできた、細川ガラシャの麗しい輿入れ行列を再現する華麗な秋まつり(11月)。

 

■亀岡市・光秀まつり

亀岡の基礎を築いた光秀の遺徳を偲び、市民あげて顕彰する市内最大規模の春まつり(5月)。

 

■舞鶴市・まいづる田辺城まつり

関ヶ原決戦の直前、田辺城で籠城戦を行なった細川幽斎を顕彰して行なわれる(5月)。