こんにちは。
 不動産業界のプロ集団「全宅ツイ」金主部に所属している金融アスぺ君と申します。普段は某金融機関で「ストラクチャードファイナンス」という仕事をしております。
 以前、これまでのキャリア(金融リテール最前線)を元に、「銀行が住宅ローンの審査において何を見ているか」についてを解説させていただきました。

 住宅ローンを組むなら早い方がいいのか、それとも物件価格が下がるのを待った方がよいのか…。今回は「住宅ローンを組むならいつが良いタイミングなのか」について踏み込んでみたいと思います。

 なお、このコラムは私の経験と偏見に満ちておりますので、必ずしも正しいわけではありませんのであしからず。また「住宅購入=住宅ローン利用」という前提で進めてまいります。


|ローンを組む時=環境が整った時

 さて、まずは住宅ローン制度のおさらいです。「住宅ローン」には以下の条件がありましたね。

●返済期間は最大35年
●金利は変動(固定金利は特約)
●最大1億円まで
●購入物件に抵当権を設定
●返済は給与収入から
●居住用物件に対するローン
●団体信用生命保険に加入

 いきなりですが、上記から導く私なりの住宅購入に対する意見は「買える環境ならすぐに買え」となります。

 唐突で無責任に聞こえるかもしれませんが、少しだけ話を聞いてください。
 まず「買える環境」とは、以下の3つが揃った状況のことをいいます。

① 人生のステージが変わった時
② スコアリング審査に通る時
③ 購入したい物件に出会った時

 ①は「結婚」や「出産」等のライフイベントのことで、家を持つことに大きな意味ができた時です。言うまでもなく、家というのは大きな買い物ですので、必要のない時期の住宅購入は避けた方がいいのです。

 ②は前回のコラムで述べました、住宅ローン審査を通る条件がそろっている時です。特に転職が多い方は「勤続年数」が引っかかりやすいので、タイミングは慎重に検討しましょう。

 ③は当然ながら「住みたい!」と思える物件に巡り合った時ですね。

 これら①〜③の条件が揃った時は「購入=住宅ローン利用」に踏み切っていいでしょう。
 次にわたしがそう考える理由をお話ししていきます。