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伊賀から伊勢へ⑨鳥羽城(弐)

季節と時節でつづる戦国おりおり第391回

 

 西側(搦め手側)の本丸高石垣です。鳥羽城の石垣の石材は大坂城建築用のものの余剰品を宛てたといわれており、なかなか上質な石が使われているようです。

 

 山頂の本丸跡にたどり着きました。その一角には、「天守跡」のプレートが置かれています。鳥羽湾を一望の下に収める絶好の位置(左側が海です)。なんとも想像の翼が広がりそうな立地ではあります。

 

城跡のすぐ下には、写真のように鳥羽水族館があり、湾には答志島・坂手島・神島・真珠島・菅島・安楽島といくつもの島が散らばり、鳥羽湾内を凪いだ内海にしてくれるとともに、有事の監視哨の役割をも果たしていました。

 

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橋場 日月

はしば あきら

はしば・あきら/大阪府出身。古文書などの史料を駆使した独自のアプローチで、新たな史観を浮き彫りにする研究家兼作家。主な著作に『新説桶狭間合戦』(学研)、『地形で読み解く「真田三代」最強の秘密』(朝日新書)、『大判ビジュアル図解 大迫力!写真と絵でわかる日本史』(西東社)など。


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