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生涯現役を貫くには生活習慣から! 「絶倫」 になる5つの秘訣

10月28日発売! 一個人12月号増刊『大人の性愛学』より


最近、勃ちが悪くて女性を満足させられるか自信がない…そんな悩みを抱えていないだろうか。実は、男性機能を高めることは、さほど難しくはないのだという。誰でも実践できる回復力・持続力・勃起力アップの方法について、還暦を超えて現役を貫く熟年男優・太刀川氏に訊いた。


■秘訣① 精力維持は正しい食生活が基本

「精力アップのために愛用しているのが、たんぱく質やミネラルがたっぷり含まれているマカのサプリメントです。また精力アップには亜鉛が効くので、日頃から亜鉛を多く含むレバーやうなぎ、牡蠣なども積極的に食べています。これらが私の精力維持に欠かせない大事な栄養素といえますね」
 健康オタクを自称するほど、健康に関するニュースに精通している太刀川氏。テレビや新聞だけでなく、男優仲間から聞いたネタも漏らさず、まずはインターネットでしっかりと下調べをする。しかも情報を決して鵜呑みにはせず、一度自分で試したうえで、効果的なものだけを生活に取り入れるという徹底ぶりなのだ。
「日頃から1 日3 食バランスよく栄養を摂取して、十分な睡眠をとることを心がけています。食生活ではカロリーの30%カットが効果を実感できますね。老化防止の効き目があるので、肌ツヤがよくなり、筋力低下抑制にも役立ちます。酒は男優の仕事が入ったら2 日前からは飲みません。深酒をすると、とにかく精力が落ちるんです。現場で勃起しないと大変ですからね。この生活を積み重ねたお陰で、バイアグラなどの精力剤の手助けを受けたことはないんですよ」

秘訣② 時間があれば歩いて足腰を鍛える

 もちろん、肉体の鍛錬にも気を遣っているそうだが、ジムに通ったり、スポーツをすることはないという。日々できることでも十分にトレーニングになるというのが太刀川さんの持論だ。
「何といっても歩くことが一番重要だと思いますね。時間に余裕さえあれば、できるだけクルマや電車を使わず徒歩で移動をしています。万歩計を常備しているのですが、1 日に2万歩以上歩いてもまったく苦になりません。やはり足腰を鍛えることがAV男優にとっての基本なんですね。『2 本の足を鍛えることが3 本目の足を鍛えることになる』とかかりつけの医者に言ったら、まったくそのとおりだと同意されましたよ」

秘訣③ 年齢を意識せず、老けこまない

 食生活の改善や肉体鍛錬といった努力をしても、気持ちが老け込んでしまっては意味をなさないともいう。
「自分の年齢を意識しないようにしています。私の同世代には若い人とのつき合いを敬遠する人も多いのですが、それって本当にもったいないことだと思うんですね。私の場合、若い人と交流するとエネルギーをもらえるんですよ。同世代の人間だけで話していると、老後のことや病気への不安など会話の内容が年寄りじみて、早く老け込んでしまいますから」
 仕事では父娘ほど年齢の離れた女優と絡むことも多いため、加齢臭を抑えるなど清潔感の維持も欠かさない。食生活から身だしなみまでこだわるのは、やはりプロフェッショナルならではなのだ。

秘訣④ ペニス鍛練法を取り入れる

「セックスでは実際のところ、ペニスの大きさよりも回復力や持続力、勃起力が大事なんですね。若い頃ならいざ知らず、40代になるとこの回復力、持続力、勃起力ともに明らかに減退してくるものです。まして50代、60代となればなおさらです」
 セックス回数を増やしてみても、20代の時のようにやればやるほどパワーが高まることはなく、自らの衰えを否応なしに自覚させられる。こうした衰退を見過ごせばペニスの力は落ちるだけである。一念発起して自発的に鍛えていかないと、ペニスの重要な機能はさらにダウンしてしまう一方なのだ。そこで、誰もが簡単に自宅で実行できる、ペニスの強化体操をお教えしよう。

[準備運動]

 まずはペニスの土台となる足腰の強化からスタート。短時間でできるスクワットなどの体操メニューがよい。これを毎日続けることでペニスのビルドアップが実現する。
 血流と性感のリフレッシュには、肛門を締めたまま、指でペニスの根元を持ち50~100回振り回す。続いてペニスを伸ばしたり、亀頭の先端を刺激。さらに右手の指で仙骨周辺も摩擦する。入浴中に2~3分行なうと効果的だ。

[回復力アップ]

 背筋を伸ばしたまま両足を前後に開いて立つ。腰に親指を当て腰だけを小さく回転させる。さらに腰を左右にひねりながら、親指で腰椎を刺激していく。この体操を4〜5回繰り返して行なう。

[早漏改善]

早漏にお困りなら、8の字筋を鍛える体操がピッタリ。まずは肛門をキュッと締め付け10秒間ほど静止。これを5回繰り返す。続いてペニスを前に突き出すように左へ5回、右へ5回ほど腰だけを回す。これを2~3分繰り返すとよいだろう。

[勃起力&持続力アップ]

仰向けに寝た状態で、へそ下5cmくらいをその先に女性器があることをイメージしながら上に突き上げるように腰を浮かす。この状態のまま肛門を締めるとベスト。2~3分繰り返そう。

秘訣⑤ 習慣的にペニスと睾丸に刺激を与える

 足腰を鍛え、しっかりとした下半身の土台作りができたら、次はペニスや睾丸を直接刺激するマッサージを実行しよう。マッサージは直接ペニスを刺激するため、血行促進効果が得られると同時に、亀頭の摩擦刺激に対する抵抗力や、迅速な反応力もつけられる。
 回復力、持続力、勃起力のアップのみならず、年齢的な衰えからくる早漏、遅漏といったさまざまな悩みも解消され、射精のコントロールも可能になるのだ。
「身体というのは動かさないと衰えてくるものです。それはペニスであっても同じなんですね。もしセックスをする機会がないとしても、マッサージするなどして自分のムスコに適度に刺激を与えることは、精力増強にプラスの効果があるといえます」
 マッサージに加え、ぜひとも徹底したいのが己のペニスとのコミュニケーションだ。セックスでもオナニーでもかまわない。毎日触ってあげることが、ペニスのビルドアップにつながる。日々刺激を与えることでカリ高が増強され、ペニスの血行促進が高まる。必然的に回復力、持続力、勃起力が向上していく
のである。
 睾丸を軽く握っては放すという単純な運動を3 分程度行なっていただきたい。そうするだけで交感神経の緊張がほぐれ、精力向上に効果がある。毎日続ければ、50代どころか60代、70代まで貴方の精力は保たれるだろう。

*10月28日発売! 一個人12月号増刊『大人の性愛学』より

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