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和歌山県 古座川町平井地区の地域資源・ゆずを使用した食・人に触れる体験プログラム「結びビト~ゆずが繋ぐふるさとで倉岡 有美さんに学ぶ温活リトリート~」提供開始【メルキュール和歌山串本リゾート& スパ】

人口73人の平井地区で、地域の魅力を未来へ紡ぐ“倉岡 有美さん”に学ぶ「温活リトリート」プログラム。2025年11月7日(金)より予約開始


「ゆずの里」と言われる古座川町平井地区(和歌山県)にある「古座川ゆず平井の里」の皆さん

太平洋を見下ろす高台に建つオールインクルーシブのリゾートホテル「メルキュール和歌山串本リゾート&スパ」(和歌山県東牟婁郡串本町/総支配人:田中 一徳)は、オリジナル体験プログラム「結びビト~ゆずが繋ぐふるさとで倉岡有美さんに学ぶ温活リトリート~」を2025年12月1日(月)より提供開始します。ゆずを使ったオリジナルスパイスカレー作りや、地元のお母さんたちの作る郷土料理を添えたランチ、ゆず香るハンドバス体験など、心もからだも温まるリトリート時間を用意しました。
■「結びビト~ゆずが繋ぐふるさとで倉岡有美さんに学ぶ温活リトリート~」概要
予約受付開始日:2025年11月7日(金)
実施期間:2025年12月1日(月)~2026年3月31日(火)までの毎週月・水・金曜日
除外期間:2025年12月17日(水)~2026年1月2日(金)
実施時間:10:00~(所要時間 約2時間)
体験会場:古座川ゆず平井の里「ゆずの学校」
料金:1名 6,000円(税込み)
体験に含まれる内容:ゆずとよもぎのハンドバス or フットバス、オリジナルスパイスカレー作りの体験、ランチ、ゆずを使ったスパイス2種のお土産
人数:2~10名 
対象年齢:6歳以上
予約:催行日の11日前までに要予約
URL:https://mercure-wakayamakushimoto-resortandspa.jp/sightseeing/musubibito_yuzu/
備考:時期、仕入れ状況により体験やランチの内容が異なる場合がございます。
   ハンドバス・フットバスに使用するよもぎはキク科です。キク科アレルギーのある方は入浴    を控えてください。
■「結びビト」とは
日本各地の都市部や観光中心地を「母屋(おもや)」、その一歩先のまだあまり知られていない美しい地域を「離れ(はなれ)」と捉えると、「メルキュール和歌山串本リゾート&スパ」は、「はなれ」といえる地域に建つホテルです。「#はなれ旅」は、自然豊かな絶景や地域に根付く伝統や文化、地元の人々との触れ合いなどを楽しむ旅のスタイルです。この「#はなれ旅」の楽しみ方のひとつが、オリジナル体験プログラム「結びビト」です。このプログラムでは、その地域に精通し伝統や文化を守り続けている方々を「結びビト」と呼んでおり、お客様とその地域を結びつける役割を担います。日本国内のグランドメルキュールでは、これまでに別府湾の「源泉ハンター」、淡路島の「塩職人」、和歌山みなべの「熊野古道のガイド」、メルキュールでは高知土佐の「炭職人」など各ホテルでプログラムを展開しています。

#はなれ旅について:https://accor-resorts-japan.jp/concept/
結びビトについて:https://accor-resorts-japan.jp/musubibito/
■企画の背景 ~地域に受け継がれるゆず産業の背景に触れ、温活の知恵を知る~

山々に囲まれ、のどかな空気が流れる平井地区
古座川町は、市町村別に見ると和歌山県で四番目に面積の広い町(*1)ですが、土地の96%が森林(*2)という自然豊かな地です。山間部の一番奥に「ゆずの里」と呼ばれる、人口わずか73人(*3)の平井地区があります。
かつて平井集落は林業で栄えた地域でした。戦後の林業衰退とともに、人々は新たな生業として紀伊名物の「サンマ寿司」にかかせないゆずの栽培を始めます。山々に囲まれた立地、湧き出る清流や朝夕の気温差など、様々な自然条件が、爽やかで香り高いゆずを育てます。



今回の企画では、地域の活性化を目指し、ゆずの栽培や加工事業を精力的に行う「古座川ゆず平井の里」代表理事の倉岡 有美さんを “結びビト”に迎え、地元のお母さんと一緒に、ゆずを使った食やウェルネスの体験を提供します。平井のゆずを使ったオリジナルスパイスカレー作りや、ハンドバスでからだの芯から温まる時間などを通して、地域に受け継がれてきたゆず産業の背景や食文化を学ぶだけでなく、旅のあとの日常にも生かせる温活の知恵を持ち帰ることができる内容です。忙しい日々の中で、自分の身体をいたわる時間を忘れてしまいがちな人にこそおすすめな「心もからだも温める、リトリート旅」を提案します。

参考:古座川ゆず平井の里 https://yuzusato.jp/
   わかやまLIFE https://www.wakayamagurashi.jp/

*1 【知識時間】https://tisikijikan.com/wakayamaken-area-population-matome/#toc2
*2 【古座川町勢要覧】http://www.town.kozagawa.lg.jp/pdf/r3tyouseiyouran.pdf
*3 2025年10月1日現在
■倉岡 有美さんプロフィール


農事組合法人「古座川ゆず平井の里」代表理事。「ここでしかできないこと、ここにしかない地域資源を生かして、過疎化が進む地域を元気にしたい」という思いのもと、地域の宝である「ゆず」を軸に産業振興や加工事業を展開し、ふるさとを未来へつなぐ活動を続けています。平井の里で生まれるゆず製品は、子や孫など大切な家族にも安心して食べてもらえるよう添加物をできるだけ使わず、素材の香りややさしい味わいを大切にしたもの。近年ではフランスでの販売や、全国から訪れるリピーターのお客様との交流を通して、地域の魅力が少しずつ広がっていくことに喜びを感じていると語ります。今後は「エネルギーも食も地域で自立できる仕組みづくり」を目指し、さらなる地域の活性化に向けて日々奮闘しています。



■プログラムのポイント
1. ゆずとよもぎのハンドバスで、からだをじんわり温める

ハンドバス

ゆずのエッセンシャルオイル

薪ストーブでよもぎを煮出す様子

当プログラムは、ゆず茶を飲んでホッと一息つきながら、ゆずとよもぎを使ったハンドバスでからだを温める体験からスタートします。(ハンドバスもしくはフットバスのどちらかを選べます。)この地域で栽培した新鮮なよもぎを乾燥させ、薪ストーブで煮出した温かいお湯に手首まで浸けることで、全身の血行を促進し、冷えの改善やリラックス効果を得られます。さらに、地元産のゆずからできたエッセンシャルオイルと、黒潮の恵みを活かし海水を薪だけで炊き上げた「塩屋の天塩」を加えます。ゆずには、リモネンやα-ピネンといった芳香成分が豊富に含まれており、抗菌、消炎、血行促進作用があるとされており、よもぎとゆず、塩が持つ力で、冷えたからだを芯から温めてくれます(*)。爽やかな柑橘系とよもぎのすっきりとした香り漂う空間でリラックスしながら、倉岡さんや地元の方との会話を楽しみ、癒しのひとときを過ごせます。
本州では希少なゆずの生産地である平井地区の歴史や、山々と古座川の清流に恵まれた地域で育つゆずの特徴、栽培や加工法について倉岡さんがわかりやすく説明します。味わうのはもちろんのこと、ゆずが持つからだへのよい働きについてもより深く知ることができます。

*参照:東京ガス 都市生活研究所 都市生活レポート『快適バスライフのすすめ』
2. ゆずを使ったオリジナルスパイスで作る、スパイスカレー作り

オリジナルスパイス「カレーパウダー」で使用しているスパイス

スパイスの特徴やゆずの日常での活用方法などを聞きながらカレー作り

ゆずと複数のスパイスから生まれる芳香な香り

古座川町平井で採れたゆずを使ってブレンドしたオリジナルスパイスで、からだの中から温まるスパイスカレーの手作り体験ができます。このスパイスは、和歌山県岩出市で「スパイス食堂 javajava」を営むスパイスコーディネーターマスター・立畑千賀子さんが、ゆずの香りを活かして特別に調合したもので、本格的な香りの奥に、ほんのりと感じるゆずの爽やかさが特徴です。新陳代謝を高め、血流を良くする働きがあるといわれるチリペッパー(唐辛子)、血の巡りを良くし発汗作用もある温活にぴったりなシナモンなど、ゆずの他に13種類のスパイスが配合されています。カレーは、小麦粉やバターを使わず、新鮮な野菜とチキンをメインにした軽やかな仕上がりでからだに優しいレシピです。調理中には、倉岡さんや地元のお母さんたちが、オリジナルスパイスの特徴はもちろん、ゆずの意外な使い方から定番料理まで、ゆずを使ったレシピなども楽しく教えてくれるので、日常の料理にも活かせる工夫も学べます。
3. 地元のお母さんたちが作った郷土料理を添えて、からだも心も温まるランチタイム

ゆずの香りを感じる、かろやかな美味しさ

郷土料理「ならあえ」がカレーの箸休めに

調理後は、自分たちで作ったスパイスカレーに、ゆずを使ったドレッシングのサラダ、地元のお母さんたちが作る郷土料理「ならあえ」を添えてランチタイムです。郷土料理の「ならあえ」は、ごぼう、大根、にんじんなどと油揚げを煮合わせた、この地域で古くから親しまれてきた料理です。料理に使用されている根菜類には血行を促進するビタミン類が豊富に含まれているため、冷えを予防・改善する効果があるといわれており、温活にもぴったりです。定番の美味しさにひと手間加え、今年収穫された瑞々しく香り高い柚子を絞った果汁をプラスして提供します。ゆずの香りが立つスパイスカレーと、優しい味わいの「ならあえ」で、食後にはからだがぽかぽかと温まるのを実感でき、地元のお母さんたちとふれあいながら心も温まる時間を過ごせます。
4. ゆずを使ったスパイス2種をお土産に、おうちでも温活を

ゆずを使ったオリジナルスパイス
体験後には、ゆずを使ったオリジナルスパイス「カレーパウダー」「柚子五香粉(ゆずウーシェンフェン)」「十味唐辛子」「地中海ハーブソルト」「エキゾチックミックススパイス」「メキシカンチリパウダー」の6種から、お好みの2種をお土産として持ち帰れます。
中国を代表するミックススパイスと五香粉を合わせた「柚子五香粉」は焼きそばに使用するといつもの焼きそばがワンランク上の美味しさに。
古座川町伝統の保存食・あぶり鮎を贅沢に加えた「十味唐辛子」はうどんやお吸い物に最適。旅の思い出とともに、自宅でもゆずの香りとからだを温めるスパイス習慣が手軽に楽しめます。



■体験場所「ゆずの学校」へのアクセスと周辺情報
山々の緑と古座川の清流が流れる平井の豊かな自然の中に、昔の校舎を活かした「ゆずの学校」があります。ゆずの学校へは、ホテルから車で約50分。串本の海辺の道を抜けると、清流古座川沿いを走る川のせせらぎと鳥の声が聞こえる静かな時間が流れます。
途中には、国の天然記念物「一枚岩」や、推定樹齢400年・高さ約30mの大銀杏がそびえる「光泉寺」など、思わず息をのむ絶景が点在します。特に11月下旬~12月上旬は紅葉の見ごろで、黄金色に輝く大銀杏と、澄んだ空気に包まれる古座川の景観が、旅の魅力を一層深めてくれます。
参考:古座川町観光協会 https://kozagawakanko.jp/

素朴な雰囲気に心が癒される、会場となる「ゆずの学校」

光泉寺の大銀杏は11月下旬から12月上旬が見頃(例年)

大自然の豊かな恵みを体感できる清流古座川

■メルキュール和歌山串本リゾート&スパ
自然豊かな本州最南端の地、串本の高台に位置し、太平洋を一望できるロケーション。露天風呂からは朝日や星空を眺め、時間を忘れ、心地よいひと時をお過ごしください。また、ホテル隣接の町営総合グランドでは温暖な気候を活かしたスポーツイベントが盛んです。そして、ダイビング・カヤック・釣りなど串本の自然が体験できるマリンスポーツも人気なエリアです。

※メルキュール和歌山串本リゾート&スパでは、2025年12月22日(冬至)から2026年1月3日まで、大浴場にて「古座川ゆず平井の里」の香り高いゆずを浮かべた『ゆず湯』をご用意。自然豊かな古座川で育まれたゆずの香りに包まれながら、穏やかな新年をお迎えください。

橋杭岩を望む温泉露天風呂で、海風を感じながら“温活”を

大きな窓から海を望むレストランで朝夕のビュッフェを

朝食では、南紀の郷土料理のひとつ「鰹茶漬け」を提供

【所在地】〒649-3510 和歌山県東牟婁郡串本町サンゴ台1184-10
【TEL】03-6627-4730(予約センター)
【アクセス】JR串本駅から車で約3分、徒歩で約15分
【公式サイト】https://mercure-wakayamakushimoto-resortandspa.jp/

■メルキュールについて
ローマ神話の旅の神、マーキュリーからインスピレーションを得たメルキュール ホテルは、1973 年の創業以来、単に快適な眠りをご提供する場としてではなく、その地域の魅力を深く感じることができる、質の高いサービスを大切にしています。メルキュールは、リオ、パリ、バンコク、その他世界各地で「ディスカバー・ローカル」のプログラムを通じて、お客様にその土地ならではの体験をお届けしています。インテリアデザインからその地域の食文化や飲み物にいたるまで、その土地ならではのものに触れていただける空間、おもてなしをご用意しています。メルキュール ホテルは、都心、ビーチ、山あいなど、70 か国以上に 1,000 以上のホテルを展開しています。メルキュールは、110 か国以上に 5,600 以上の施設を展開する世界有数のホスピタリティ・グループであるアコーの一員であり、さまざまな特典、サービス、体験を提供するライフスタイル・ロイヤルティプログラム ALL(オール)の参加ブランドです。

■アコーについて
フランス・パリを拠点とするアコーは、世界 110 ヶ国で 5,600 を超えるホテルやレジデンス、10,000 を超えるレストラン、バー施設を展開し業界を牽引しているホスピタリティグループです。ラグジュアリーからエコノミーまで約 45 のホテルブランド、さらに Ennismore と共にライフスタイル分野にも手を広げるなど、業界で多様かつ完全に統合されたエコシステムを展開しております。ALL は、ホテルに滞在中そして滞在の枠を超えてアコーグループがお約束しているユニークな体験をメンバーに提供する予約プラットフォームおよびロイヤリティプログラムです。また、グループはビジネス倫理、責任あるツーリズム、持続可能な環境保護、コミュニティとのかかわり、多様性、包括性を通じて前向きな行動を推進することに焦点を当てています。 1967 年に設立されたアコーはフランスに本社を置き、米国のユーロネクストパリ証券取引所(ISIN コード:FR0000120404)および OTC 市場(証券コード:ACCYY)に上場しています。詳細については https://group.accor.com をご覧ください。

※2025年11月7日配信時点での情報です。
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