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デジタルサイネージ42面をアーティストに開放。NEORTによる都市空間のデジタル文化活動の再定義。RAYARD MIYASHITA PARKにて9月から展開。

街角のディスプレイが、誰もが参加できるアートギャラリーに生まれ変わる。




デジタルテクノロジーを駆使した新しいアートのためのプラットフォームを運営するNEORT株式会社(代表取締役:高瀬俊明、本社:東京都品川区、以下NEORT)は、RAYARD MIYASHITA PARK(所在地:東京都渋谷区神宮前6-20-10、事業者:三井不動産株式会社)と連携し、都市空間におけるデジタルアートの新たな可能性を探る実験的な展示を実施します。
9月に新設された25台を含む計42面のサイネージを活用したデジタルアートの展示を実施し、従来の広告媒体を文化創造の場として再定義。施設内の大規模デジタルサイネージネットワークによる圧倒的な接触力によって訪れる人々に新たなアート体験を提供します。
■ 展示概要
・期間:2025年9月9日(月)~10月12日(日)
・場所:RAYARD MIYASHITA PARK内の各デジタルサイネージ
・住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10
・放映時間:施設営業時間内
・費用:無料 (来場者は自由に鑑賞可能)
・内容:デジタルアート作品を42面のサイネージで展示
■ 都市のサイネージが、文化の入り口になる世界
現代の都市空間には無数のデジタルサイネージが存在します。そして、その多くは商業的なメッセージの発信に活用されています。そこで私たちは、これらのサイネージに新たに文化的な体験を提供する新しいメディアとしての観点を付け加えることで、都市空間をより豊かなものにしたいと考えています。
■ 宮下公園という場所が持つ意味
私たちは、宮下公園を、明治期の公園誕生から戦後復興、オリンピック再開発、そして民営化に至るまで、日本の都市開発の複雑な歴史を体現する場所と考えています。この文脈の中で、私たちは以下の3つの価値について考えます:

1. 参加の開放性:アーティスト、クリエイターから市民まで、誰もが参加できるボトムアップな文化創造と体験

2. 場所の記憶化:デジタル技術によって都市に新たな文脈と地域アイデンティティを創出

3. 公共性の実験:公園という公共性とその場所への新たな文化的アクセシビリティの模索
■ 圧倒的な接触力を誇る大規模サイネージ展示
今回の展示では、RAYARD MIYASHITA PARK内に新設された計25台のデジタルサイネージを中心とした、総数42面の大規模サイネージネットワークを活用します。

新設サイネージ配置(計25台)
・南街区2階:4台
・南街区3階:6台
・北街区2階:6台
・北街区3階:9台

この大規模なサイネージ展開により、施設全体で統一されたデジタルアート体験を提供し、多くの来場者にデジタルアートの魅力を届けます






■ デジタルアート作品について
今回の展示は、北千住デザインによる「Brutal Divs」と、seohyoによる「Tracing the City Lights」の2つの作品を紹介しています。これは国際的にデジタルアートのコレクションを行っているGLIMMER DAO(以下、GLIMMER)とのコラボレーションにより実現し、GLIMMERが所有する厳選されたデジタルアート作品の中から選出されました。本作品は、2つの期間に分けて展示されます。
GLIMMER DAO: https://glimmerdao.io/
第一放映期間:2025年9月9日(月)- 9月28日(日)



・アーティスト:北千住デザイン
・展示作品:「Brutal Divs - Collector Glimmer DAO」
・作品詳細: https://objkt.com/tokens/objkt-one/240
第二放映期間:2025年9月29日(月)- 10月12日(日)



・アーティスト:seohyo
・展示作品:「Tracing the City Lights」
・作品詳細: https://foundation.app/mint/eth/0xAF3f470Ac3D1576D427E3Aa915a9dDcf82FC8f6E/3

■ NEORTによるキュレーション
今回選出された2作品は、都市空間における視覚体験の多様性を体現しています。
北千住デザイン作「Brutal Divs」は、CSS3以降広く普及した角丸四角形など、ウェブデザインの日常的要素をCSSスタイルとDivタグのみで再構成したジェネラティブアートです。
ブラウザのデフォルト機能を活用してブラウザ固有の装飾性を明らかにし、建築の「ブルータリズム」とウェブの「ブルータリスト・ウェブサイト」からインスピレーションを得たCSSの奇異な使用法による新たな視覚表現の実験として制作されています。
seohyo作「Tracing the City Lights」は、夜の都市の光の輝きを想起させる色彩のグラデーションを持つ円形が、水平・垂直・対角線方向に移動する軌跡を描き、動的で生き生きとした都市のエネルギーと活力を視覚化した作品です。
両作品ともに、デジタル技術の特性を活かしながら都市空間に新たな文脈を創出する、施設の特性と来場者の体験を考慮した選定となっています。
■ RAYARD MIYASHITA PARK 施設概要
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-20-10
営業時間:ショップ:11:00~21:00
     レストラン・フードホール:11:00~23:00 
     ※一部、営業時間の異なる店舗がございます。
■ NEORTについて
デジタルテクノロジーを駆使したアーティストと社会をつなぐことを支援。デジタルアートのためのオンラインプラットフォーム「neort.io」を運営する。2022年4月には、デジタルアート専門の展示空間「NEORT++」を馬喰町にて開廊。コンピュータ技術を駆使したアートの体験を共に考える実験的空間として運営。2024年6月には、ブロックチェーン技術を活用した事業開発やNFTアートのプロデュースなどを行うTARTとの合併により現体制となる。主な活動に、Generativemasks(2021)、Nishikigoi NFT(2022)、ジェネラティブアート展覧会「dialog()」(2024)やDIG SHIBUYA公式プログラムの「BYOD² - BRING YOUR OWN DATA & DISPLAY」(2025)など。
WEBサイト: https://team.neort.io/
X(旧Twitter): https://x.com/neort_io

■ 本件に関するお問い合わせ
NEORT株式会社 広報担当 Email: info@neort.io
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